「固定電話が繋がらない!」業者を呼ぶ前に確認したい4つの原因と対処法

「受話器を上げても、ツーツーという音が聞こえない」 「こちらの声が相手に届いていないみたい…」

いつも当たり前のように使っている家の固定電話が突然繋がらなくなると、本当に焦りますよね。「電話機が壊れた!」「すぐに業者を呼ばなきゃ!」と慌ててしまうお気持ち、よく分かります。

でも、少しだけ深呼吸してください。 実は、電話機自体の故障ではなく、ちょっとした配線のズレや「挿し間違い」が原因であることが非常に多いのです。

この記事では、電気と通信設備のプロの視点から、固定電話が繋がらなくなる4つの主な原因と、ご自宅ですぐにできる効果的な対処法を分かりやすく解説します。

目次

固定電話が繋がらない4つの主な原因

電話が使えなくなる原因は、難しく考える必要はありません。 現場にお伺いすると、ごく身近なところに理由が隠れていることがほとんどです。

具体的には、以下の4つの原因が考えられます。

  • 電話線の抜けや接触不良
  • 電話線をLANコンセントに挿している
  • ルーターの一時的なエラー
  • 電話機本体の故障

ここから、それぞれ詳しく解説します。

電話線の抜けや接触不良

まず一番多いのが、物理的に線が抜けているケースです。

掃除機をかけたときにコードを引っ掛けてしまったり、模様替えで家具を動かした拍子に、壁や電話機に刺さっている「電話線」が少しだけ抜けてしまっていることがあります。

完全に抜けていなくても、カチッと奥まで挿さっていない「半抜け」の状態だと、電気信号が途切れてしまい電話は繋がりません。

電話線をLANコンセントに挿している

プロの現場目線で意外と多いのがこの「挿し間違い」です。

電話線を挿す穴と、インターネットのLANケーブルを挿す穴は、形がとてもよく似ています。しかも、電話線の端子は一回り小さいため、LANの穴にも「カチャッ」と挿さってしまうのです。

お掃除などで一度線を抜いた後、間違えてLANコンセントやルーターのLANポートに挿してしまい、繋がらなくなるケースが多発しています。

ルーターの一時的なエラー

最近は、インターネットの回線を利用した「光電話」を使っているご家庭がほとんどです。 この場合、電話機だけでなく、ネットを繋ぐための「ルーター」を経由して電話を使っています。

パソコンやスマホと同じで、これらの機械はずっと電源を入れっぱなしにしていると、時々フリーズ(一時的なエラー)を起こして動かなくなってしまうことがあります。

電話機本体の故障

配線も間違いなく、ルーターにも問題がない場合は、いよいよ電話機自体の故障が疑われます。

電話機の寿命は一般的に「10年程度」と言われています。長年使っていると、中の基板が劣化したり、受話器のコードが断線したりして繋がらなくなります。また、落雷による過電圧で電話機だけが壊れてしまうこともあります。

業者を呼ぶ前に試したい4つの対処法

原因がなんとなく分かったところで、解決のための具体的なアクションを試してみましょう。 修理を依頼する前に、まずはご自身で以下の手順を行ってみてください。

具体的には、以下の4つを順番に試してみてください。

  • すべてのケーブルを正しい穴に挿し直す
  • ルーターの電源コンセントを抜き挿しする
  • ルーターに直接繋いでテストをする
  • 電話機の寿命や買い替えを検討する

それぞれ順番に解説します。

すべてのケーブルを正しい穴に挿し直す

まずは、電話機から出ている線をたどって、壁の差し込み口やルーターに繋がっている部分を確認します。

このとき、「TEL」や「電話機」の絵が書かれた正しい穴に挿さっているかをしっかり確認してください。「LAN」と書かれた穴に挿さっていたら間違いです。

一度ツメを押して抜き、カチッと音が鳴るまでしっかり挿し直してみてください。

ルーターの電源コンセントを抜き挿しする

配線に間違いがなければ、機械のエラーをリセット(再起動)します。

やり方はとても簡単です。電話機とルーターの「電源プラグ(コンセント)」を壁から抜き、そのまま10秒ほど待ちます。そして、もう一度コンセントを挿し直してください。

数分経ってランプが落ち着いたところで、受話器を上げて「ツー」という音が聞こえるか確認しましょう。

ルーターに直接繋いでテストをする

光電話をお使いの場合、どこに原因があるかを突き止めるために「一番おすすめのテスト方法」があります。

それは、電話機本体をルーター(光の機械)のすぐ横まで持っていき、ルーターの背面にある電話ポートに「直接」繋いでみることです。

もしこれで電話が通じるなら、電話機もルーターも正常です。つまり「壁の中の配線」や「壁のコンセント」が故障していると判断できます。逆に、直接繋いでもダメなら、電話機かルーターのどちらかが故障していると切り分けができます。

電話機の寿命や買い替えを検討する

ルーターに直接繋いでも全く繋がらない場合は、電話機本体が故障している可能性が非常に高いです。

もしご自宅に別の電話機があれば、一度付け替えてみてください。それで繋がるなら、完全に元の電話機の故障ですので、新しく購入する必要があります。

10年以上お使いの場合は、修理よりも買い替えてしまった方が安く、多機能で安全になることも多いです。

まとめ

固定電話が繋がらないからといって、すぐに故障だと諦める必要はありません。まとめると以下の通りです。

  • 電話線が「カチッ」と正しく挿さっているか確認する
  • ルーターを「再起動」してリセットしてみる
  • ルーターに「直接」繋いで、電話機か配線かを見極める
  • 10年以上使っている場合は電話機の寿命も考える

これらを試しても全く繋がらない、あるいは「ルーターに直接挿したら通じたけど、壁のコンセントだとダメ」という場合は、壁の中の配線修理かモジュラージャックの交換が必要です。

「配線が複雑で自分では切り分けが難しい」「大元のルーターの場所が分からない」とお困りの際は、木村メンテナンスまでお気軽にご相談ください。 神奈川県内であれば、お家の通信環境をまるごと点検し、原因を突き止めてスッキリ解決いたします。

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは。

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この記事を書いた人

1988神奈川県生まれ。

【趣味】
サーフィン:休日の最高のリフレッシュ。
コーヒー:朝、自分でドリップしたコーヒーがちょっとした楽しみ。

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