wifiがすぐ切れる2つの原因と解決法!!

 

Wifiがすぐに切れたり、電波が弱く困っていませんか。

Wifiが途切れてしまって、「オンライン会議に影響でてる」「オンラインゲームが重すぎる」「Youtubeとかネットフリックス見てたが途切れた」など仕事や私生活の楽しみに影響が出ると困りますね。

これにはさまざまな問題が考えられますが、大きく分けて2つの問題があります。

  • 端末の問題なのか?
  • ルーターの問題なのか?

一つ一つ悪さしている原因を探っていき、なぜWifiが切れてしまうのか解決しましょう。

この記事では、問題点を洗い出し解決できるように考察したので参考にしてください。

端末(デバイス)の問題

UnsplashJenny Ueberbergが撮影した写真

Wifiが切れる原因として、端末の問題が考えられます。

例えば、特定のスマホだけWifiが切れてしまう現象であれば、そのスマホに原因があります。

また、特定のPCだけのパターンもありますね。

さまざまな原因でWifiが切れてしまうので、以下のような調査をしていきましょう。

  1. まずは再起動
  2. Wifiを一度削除し、入り直す
  3. 端末の設定を確認

これをして何が悪さしているのか探って解決していきましょう。

1,まずは再起動

とにかくまずは、端末の再起動をしてみましょう。電子機器は、この再起動でエラーが治ることが多いです。

例えば、スマホが熱持ってることでしてたら、いわゆる熱暴走でエラーを起こしています。その場合は、電源を切って熱が収まるのを待ってから電源を入れ直しましょう。

他にも内部の一時的なエラーでしたら、再起動で治る可能性は高いです。

このようにまずは再起動して様子を見てみましょう。

2,Wifiを一度削除し、入り直す

続いて、再起動と同じような方法ですが、端末に記憶されてあるWifiを一度削除し、入り直すことで治る可能性があります。

急にWifiが切れるようになったみたいなケースでしたら、とにかく一からやってみることで解決できる可能性はあります。

このように、一からWIfi接続をやり直すことも試してください。

3,端末の設定を確認

次に、端末(スマホ・PC)の設定が原因でWifiが途切れてしまっている可能性があります。以下のチェック項目を確認してください。

  • 機内モードがオンになっていないか?
  • スリープ時にWi-Fiを切る設定にしていないか?
  • セキュリティアプリが悪さしている可能性はないか?

まず、機内モードに関しては、何かの拍子で押してしまったか、オフにし忘れが考えられますね。まずは確認しましょう。

スリープ時にWi-Fiを切る設定とは、スマホを利用していないとき(画面が消灯したときなど)にWi-Fi接続を一時停止し、電池の消費を抑えることができる機能です。

この機能がオンの時にエラーが起きる可能性もあるので、オフにして様子を見てみましょう。

セキュリティアプリやソフトがWifiの接続を悪くしている可能性もあるので、最新バージョンにアップデートや一旦オフにしてWifiの接続がどうか様子を見てみましょう。

このように、端末の設定を改めて見ることで解決する場合があります。

ルーターの問題

「どの端末もWifiが途切れてしまう」ということでしたらルーターの問題が挙げられます。

可能性としては以下のことが考えられます。

  1. Wifiルーターがエラーを起こしている
  2. WIfiルーターの設定が間違っている
  3. WIfiルーターとの距離が遠い
  4. WIfiルーターの置き場所が悪い
  5. 古いWifiルーター
  6. ONU・ホームゲートウェイ・モデムがエラーを起こしている

ここからそれぞれ解説していきます。

1,Wifiルーターがエラーを起こしている

まずは、Wifiルーターがエラーを起こしている可能性があります。再起動ボタンがあれば、再起動を。

なければ、コンセントからプラグを抜いて、しばらく置いてから差し直し電源を入れ直しましょう。

やはり電子機器はエラーが起きてしまうものですので、ちょっとしたことでしたら大抵これで治ります。

このように、まずは再起動しましょう。

2,WIfiルーターの設定が間違っている

次に、Wifiルーターの設定が間違っているパターンです。これは二重ルーターになってしまっている状態のことです。

二重ルーターとは、ルーターを2つなげてしまっている状態です。この状態ですとエラーの原因になります。

基本的に、光終端装置のONU、ホームゲートウェイ、モデムと呼ばれるネットワークの大元の機器がご家庭内にあります。以下のようなものですね。

これらにルーター機能がある場合、Wifiルーターはルーター機能を切らなくてはいけないというわけです。

それってどうわかるの?ってことですが、IPV6の契約でしたら間違いなくルーター機能もついています。また、よくわからない方でしたら、PCを直接ONU、ホームゲートウェイ、モデムなどについてるLANポートに有線で接続して確かめてください。

確かめた結果、ONU、ホームゲートウェイ、モデムなどにルーター機能がある場合は、Wifiルーターの設定をルーター機能をなくす設定にしなくてはなりません。

以下のようにWifiルーターの背面のつまみで設定を変えられるようになっています。

下の方のつまみに、ROUTER(ルーターモード)・AP(アクセスポイントモード)・WB(中継機モード)があります。上のつまみはAUTO・MANUALが選択できる仕様になってますね。この場合はAUTOにしておけば、勝手に設定してくれますので安心ですね。

この設定表記は、Wifi機種によって違っていますが、基本的に以下のように選べるようになっています。

  • ルーターモード(RT)
  • アクセスポイントモード(AP)またはブリッジモード(BR)
  • 中継機モード(WB)

というつまみになっています。これをアクセスポイントモード(AP)またはブリッジモード(BR)に変更することで、ルーター機能を停止できます。

⚠️変更する際は、Wifiルーターの電源を落として変更してください

このように、二重ルーターだとエラーが起き、Wifiがすぐ切れる可能性があります。そのため、二重ルーターを回避するためWifiルーターの設定を確かめましょう。

3,Wifiルーターとの距離が遠い

次に、Wifiルーターからの距離が遠い場所では、信号の強度が弱まりすぐ切れるといった現象が起こることがあります。

WiFiの電波は、障害物のない良い条件の場合であれば、直線距離で50~100mほど飛ぶといわれています。

これは、電波法で制限されているので、ほとんどのWifiルーターがこのぐらいの電波距離になります。

もちろん、かなり条件が良い場合のみです。

そして、Wifiルーターには、主に2.4GHzと5GHzの2種類の周波数帯が選べるようになっていますね。これは、以下のような特徴があります。

  • 2.4GHz→障害物に強い(金属や壁など)。電波干渉を受けやすい(電子レンジ・コードレス電話・Bluetoothなど)
  • 5GHz→速度が速い。障害物に弱い。電波干渉を受けにくい。

という特徴があるため、単純により遠くにwifiの距離を伸ばしたいという場合には、障害物に強い2.4GHzとの周波数帯の利用がおすすめです。

しかし、障害物に強くても影響は受けてしまうので、遠ければ遠いほどWifi電波は減衰していきます。

このように、Wi-Fiの電波がより遠くまで届きやすいのは、2.4GHzの電波です。しかし、5GHzと比べ、速度や電波干渉してしまう家電機器には注意が必要です。その為、ご家庭でどの条件下なら最適なのかを探って試すことが必要です。

4,Wifiルーターの置き場所が悪い

次に、Wifiルーターの置き場所が悪く電波が切れることがあります。

Wifiの電波は、障害物によって、弱まっている可能性があります。家の中は壁や障害物が多いため、Wifiルーターの置き場所は重要です。

特に、以下のものが電波を弱めます。

  • 金属
  • 厚い壁
  • 水槽や人体
  • 電子レンジ

ここからそれぞれ解説します。

金属はWiFiを反射・吸収してしまう

金属は電波を反射・吸収してしまう性質があるためWi-Fiが届きにくくなってしまいます。

そのため「金属で囲ってある棚にWifiルーターを置いている」なんてことは絶対NGです。。。

また、家の構造で鉄骨・鉄筋などを使用している場合は、電波が階をまたぐのが厳しいかもしれません。さらに、コンクリート・土壁・断熱材などの 高密度素材・高湿度環境も電波を減衰させてしまいます。

このように、金属はWifiを弱めてしまうので、中継機やWifiルーターなど追加してWifiのカバー範囲を広めてあげる方法で対処することができます。

厚い壁はWifiを減衰させる

木・紙・プラスチックは、基本的にWifiを通す素材です。しかし、厚みがあるほど、電波は減衰してしまいます。

そのため「かなり厚いベニアの壁の部屋に、全体に本・CD/DVDを敷き詰めてWifiルーターを置いてる」といった環境はNGです。。。

このように、障害物を極力避けた状況が一番よいです。

水槽や人体

水槽の隣や人が多い場所では、Wifi電波が減衰し途切れてしまう可能性があります。

電波は、水を通過しにくい性質を持っており、水槽やペットボトルなど水の入った容器の近くにWifiルーターを置かないことが大事です。

そのため「ドーナッツ型の水槽の真ん中にWifiルーターを置いてる」といった環境は絶対NGです。。。

また、人体も大半が水分なので、「人でWifiルーターを囲んじゃってる」なんて状況もNGです。

このように、水槽や人が多いなどといった条件下では、Wifiが途切れてしまう可能性が大いにあります。

電子レンジ

電子レンジの近くにWifiルーターがあると、電波の乱れで急激にインターネット速度が低下したり、WiFiが切断されたりすることがあります。

電子レンジの電磁波は、2.4GHz帯の周波数を生み出します。これは、Wifiの周波数(2.4GHz)と一緒なので、電子レンジ使用中に干渉してしまいWiFiの電波が遅くなったり、切断してしまう現象が起きてしまいます。

また他にも、下記の家電製品が電波干渉を引き起こす可能性があります。

  • ワイヤレスキーボード
  • ワイヤレスマウス
  • Bluetooth機器
  • ワイヤレス通信が可能な電話
  • ワイヤレス充電器

これらも、電波干渉を引き起こしやすいアイテムです。

そこで、Wifiルーターは電波干渉に強い5GHzに変更することが大抵できます。この周波数帯に変えるのも一つの手です。

このように、電子レンジなどは2.4GHz帯の周波数なので、電波干渉を引き起こす可能性があります。近くに、Wifiルーターは置かないようにしましょう。また、5GHzに変更することで電波干渉を回避することができます。

5,古いWifiルーター

次に、古いルーターである場合は、新しい規格や技術に比べて速度が低下したり、電波が途切れたりする場合は寿命が近い可能性があります。

あまりにも古い機種であるようなら、買い替えをお勧めします。

6,ONU・ホームゲートウェイ・モデムがエラーを起こしている

最後に、光終端装置であるONUやホームゲートウェイまたは、ケーブルTVで使用するモデムがエラーを起こして、Wifiの電波が途切れてる可能性もあります。

この場合は、コンセントからプラグを抜いて電源を落とし、しばらく置いて入れ直してください。

立ち上がりには少し時間がかかりますが、これで解消することもあります。

このように、ONUやホームゲートウェイ、モデムがエラーを起こしている可能性もあります。ここまでいろいろ試しても解消されない場合は、プロバイダに連絡してみましょう。

まとめ

ここまでWifiが切れてしまったり、電波が弱くなってしまう原因と解決法を紹介してきました。まとめると以下の通りです。

端末の問題の場合

  1. まずは再起動
  2. Wifiを一度削除し、入り直す
  3. 端末の設定を確認

ルーターの問題の場合

  1. Wifiルーターがエラーを起こしている
  2. WIfiルーターの設定が間違っている
  3. WIfiルーターとの距離が遠い
  4. WIfiルーターの置き場所が悪い
  5. 古いWifiルーター
  6. ONU・ホームゲートウェイ・モデムがエラーを起こしている

ここまで説明したことをやっても解決されないようでしたら、回線の問題も考えられますので、プロバイダに連絡しましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは。