テレビが急に映らなくなって困っていませんか?
「あのドラマや番組楽しみにしていたのに、、」と嘆いてる方もいるかと思います。
そのため、この記事ではテレビが映らない3つの原因を紹介し、解決方法を解説していきたいと思います。
もくじ
不具合が起きてる箇所の特定
テレビが映らなくなる原因は大きく分けて3つです。以下の順番で疑っていきましょう。
- テレビがおかしい
- ブースターがおかしい
- アンテナがおかしい
ここから、それぞれ解説していきます。
1,テレビがおかしい
UnsplashのStephen Monterrosoが撮影した写真
テレビが、どのように映らないのかをまず確認しましょう。以下のような状況だと思われます。
- 特定のチャンネルだけ映らない
- ブロックノイズが多く出る
- テレビ画面にE201・E202・E203といったようなエラーコードが出ている
「特定のチャンネルが映らない」または「ブロックノイズが多く出る」という状況は、アンテナ、もしくはブースターがおかしいことが考えられますので、これは次項で説明してきます。
ここで大事なのは、エラーコードが出ているパターンです。以下のような意味になります。
- E201→電波信号が低下している
- E202→電波信号がきていない
- E203→チャンネルが放送休止している状態
基本的にE201・E202のエラーが多いので、この場合は以下のように一つずつ探っていく必要があります。
- 配線(同軸ケーブル)がしっかり挿さっているか?
- B-CASカードを抜き差ししてみてどうか?
- 配線間違いはないか?
ここからそれぞれ解説していきます。
配線(同軸ケーブル)がしっかり挿さっているか?
まずは、テレビの裏・レコーダーの裏・コンセントに同軸ケーブルがしっかり挿さっていることを確認しましょう。
何かの拍子で抜け落ちてる、もしくはしっかり挿さっていないことがあります。
このように、同軸ケーブルがしっかり挿さっていることを確かめましょう。
B-CASカードを抜き差ししてみてどうか?
次に、B-CASカードが挿さっているテレビまたはレコーダーでしたら、抜き挿ししてみましょう。
しっかりカードが読み込めてなくエラーを起こしてる可能性があります。その際、向きに注意して差し込みましょう。
このように、B-CASカードを抜き差しして確認しましょう。
配線間違いはないか?
次に、配線間違いがないか確かめましょう。意外と間違えていたりします。
以下の図のような繋ぎ方になっているでしょうか?
これは、レコーダーをつなげているパターンです。
間違えるポイントとしては、「入力・出力」を間違えてしまってるか、アンテナ(地デジ)・BS/CSを間違えている可能性があるので、よく確認してください。
他にも、ケーブルテレビのチューナーをつけていたり、逆に何もつけていなかったりすると思いますが、基本的に入力と出力などケーブルを挿す場所には慎重にいきましょう。
このように、配線間違いがないかしっかり確認しましょう。
2,ブースターがおかしい
ここからは、ブースターがおかしい場合について解説していきます。なかなか素人の方がやるには難しい内容になってきますが解説していきます。以下のものがブースターですが、いろんな商品があるうちの一つです。
そもそもブースターとは、テレビの信号を増幅する機器のことを言います。このブースターが壊れてしまった場合には、信号が極端に低くなってしまうので、テレビが見れなくなります。
テレビの信号は、ケーブルの長さ・分配器で分けてくごとにどんどん信号が弱くなってしまいます。信号が弱くなるとテレビは映りませんので、ブースターで信号を増幅してあげることで、減衰していく過程を乗り越えるといった具合です。
では、このブースターが壊れてるか確かめるにはどうすれば良いのでしょうか?
まず基本的に、戸建てやマンションなどいろんなお部屋でテレビが見れる状態でしたら、大抵ブースターはあると思います。しかし、ブースターがたいていの方はどこにあるのかわからないと思います。
こればっかりは探していくしかないのですが、物入れの天井の上にあったり、分電盤のようなボックスに入っていたりします。
ブースターをみつけて、電源ランプがついていない状態でしたら故障してます。ブースターは、大体10年ぐらいの寿命だと思っていてください。
しかし、電源ランプがついてる状況でしたら、アンテナレベルチェッカーという機器で信号レベルをはかり、アンテナがおかしいのか?ブースターがおかしいのか?の判断が必要になってきます。
これについては、アンテナレベルチェッカーを持っていたら調べられますが、これがないと何もできないので専門業者に頼みましょう。
このように、ブースターが故障している可能性は十分にあり得るので、ブースターを見つけ電源ランプがついているかいないか確認できるだけでもだいぶ違います。
3,アンテナがおかしい
最後にアンテナがおかしい状況について解説します。
アンテナは、屋根の上に取り付けているので、かなり雨風の影響を受けます。台風などで、「アンテナの向きが変わってしまった」ということでテレビが映らなくなります。
また、「特定のチャンネルだけ映らない」「ブロックノイズが出る」パターンは、アンテナの向きが良くない可能性があります。その場合は専門業者に依頼しましょう。
また、「BS/CSだけが見れなくなった」という場合は、BS/CS用の楕円形状のアンテナがずれてしまった可能性があります。BS/CS用のアンテナは、かなり繊細なので、少しのずれで映らなくなってしまいます。
また、アンテナではなくケーブルテレビもしくは、光テレビで映らなくなってしまったという方もいると思います。
その場合は、ブースターの電源を確認し、モデムまたはONU、ホームゲートウェイと言われる大元の機器を再起動してください。以下のようなものです。
それでも、変わらない場合はモデムなどの故障も考えられるので、プロバイダーに連絡しましょう。
このように、アンテナの向きが変わってしまって、テレビの信号をうまく拾えていない可能性があるので、その場合は業者に依頼しましょう。
まとめ
ここまでテレビが映らなくなった原因と解決方法を紹介してきました。まとめると以下の通りです。
テレビ原因の場合
- 配線(同軸ケーブル)がしっかり挿さっているか?
- B-CASカードを抜き差ししてみてどうか?
- 配線間違いはないか?
を確認してみてください。
ブースター原因の場合
- 電源が入っていることを確認
アンテナ原因の場合
- 業者に頼むしかない
もちろん解決するには業者の力が必要になる方もいると思いますが、ご自身で何が悪さをしているのか把握することで、「意外と大したことなかったなー」といった原因であることもあります。
無駄な出費をしないためにも是非原因を探して解決してみてください。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
それでは。