テレビが「NHKだけ映らない」とか「TBSが映らない」といった特定のチャンネルが映らない状況に、ストレスを感じてる方は少なくないと思います。
また、時間によって映らないとか雨の日は映らないといった場合もあります。
そこで、この記事では特定のチャンネルが映らない原因4選を紹介していきます。最後までご覧ください。
特定のチャンネルが映らない原因4選
特定のチャンネルが映らない原因は、以下の4つの原因があります。
- 受信感度が悪い
- ブースターの劣化
- 雨の日だけ映らないチャンネルがある
- チャンネルスキャンができていない
ここから、ぞれぞれ解説していきます。
受信感度が悪い
アンテナの受信レベルが低く、特定のチャンネルが映らなくなっている可能性があります。
この理由として、それぞれのチャンネルは周波数帯を分けて電波を送信しています。そして、周波数帯が高いほど障害物の影響を受けやすい性質を持っています。
つまり、チャンネルにより電波レベルが違います。となると、全体的に受信感度が低い地域では、より障害物の影響を受けやすいチャンネルで「映像が映らない」という現象が起こるわけです。
障害物の例として、ビルやマンション、葉が生い茂った木などがあります。
最近、「家の前にマンションが建った」とか「夏になって気が生い茂ってる」とかで障害物ができてしまうことがあります。
このような場合の対策は、障害物を排除するか、障害物の影響を受けない位置にアンテナを設置し直すか、アンテナのグレードを上げるか、ケーブルテレビや光テレビに変えるかといった方法があります。
このように、アンテナの受信レベルが低いために、特定のチャンネルが映らない可能性があります。
ブースターの劣化
ブースターの劣化で、アンテナレベルが増幅できずに特定のチャンネルが映らない可能性があります。
ブースターとは、アンテナレベルを増幅(ブースト)する機器です。アンテナ信号は分配したり、距離が長くなったりするとどんどん減衰していきます。減衰していくとテレビが見れなくなるので、ブースターで信号を増幅してあげることで、テレビを見れるようにする役割があります。
たいてい、2箇所以上でテレビが見れる環境であれば、どこか(物入れの上やテレビの裏、情報盤など)にブースターはあります。
このブースターは電子機器なので、約10年くらいで寿命を迎えます。このブースターが増幅できなくなってくると特定のチャンネルが見れなくなるどころか、どのチャンネルも見れなくなっていきます。
ブースター原因なら交換が必要です。
このように、ブースターの劣化で特定のチャンネルが見れなくなる可能性があります。
雨の日だけ映らなくなるチャンネルがある
晴天の日は問題ないのに、雨の日だけ特定のチャンネルが映らなくなることがあります。
これは、電波は水分に弱いため湿度が高い日、特に雨や雪など悪天候の際には、アンテナレベルが大きく低下することが原因です。
これに関しては、通常のアンテナレベルをあげることが必要なので、アンテナの向きを設置し直すか、グレードの高いアンテナにするか必要です。
そもそも、ケーブルテレビや光テレビに変えればそのような状況はなくなります。
このように、電波は水分に弱いので、雨の日だけ映らなくなることがあります。
チャンネルスキャンができていない
チャンネルスキャンがしっかりできていない、もしくはなんらかのエラーでチャンネル登録が消えてしまった可能性があります。これによって特定のチャンネルが全く映らないことがあります。
チャンネルは、お住まいの地域ごとに電波が割り当てられています。テレビを新たに購入の場合は初期スキャンを行います。
また、引越しやテレビを中古で買った、もらった場合は再スキャンが必要になります。
エラーで一部のチャンネル登録が飛んでしまうこともあるので、再スキャンを行いましょう。特別再スキャンをしたからってテレビが壊れるわけではないので、再スキャンを行ってみましょう。
このように、一部チャンネルが飛んでしまったことによって映らないチャンネルがある可能性があります。再スキャンしてみましょう。
まとめ
ここまで、特定のチャンネルが映らない原因4選を紹介してきました。まとめると以下の通りです。
- 受信感度が悪い
- ブースターの劣化
- 雨の日だけ映らないチャンネルがある
- チャンネルスキャンができていない
基本的に専門的な知識が必要になるので、業者にお願いするのが吉ですが、まずはご自身でやれる再スキャンやテレビ、レコーダーなどの再起動を行いましょう。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
それでは。