BS/CSのアンテナの寿命!映らない7つの原因!

 

BS/CSアンテナの寿命は?と調べてる方がこの記事に辿り着いたと思います。

アンテナの寿命も大事ですが、テレビを見る上でいろんな原因で映らなくなることがあります。

そのためこの記事では、「BS/CSアンテナの寿命とBS/CSが映らなくなった7つの原因」について解説していきます。最後までご覧ください。

BS/CSアンテナの寿命は?

BS/CSアンテナの寿命は、約10年と言われています。しかし、これはメーカーが定めた寿命であって、体感では、20年ぐらい持っているお宅は多いです。

もちろん設置している自然環境によるところが多く、海の近くでは塩害で寿命は短くなることがあったり、豪雪地域や台風の多い地域でも同じく寿命が短くなることがあったりします。

そのようなことが心配でしたら、ケーブルテレビや光テレビという選択肢もあります。これらは、月額料金がかかりますが、アンテナが壊れるという心配はありません。

ただアンテナは一度設置してしまえば、アンテナの受信代はかからないので経済的です。もちろんBS/CSの有料放送を視聴する場合は、月額契約が必要です。

このように、BS/CSアンテナの寿命は、約10年と言われますが、全然20年以上もったりします。ただし設置環境によるところが大きいので、早く壊れることも考えられます。

BS/CSが映らない7つの原因

BS/CSが映らない原因は、多岐に渡りますが以下の7つの原因が考えられます。

  1. 悪天候で映らなくなった
  2. アンテナがズレた
  3. アンテナが壊れている
  4. ブースターが壊れている
  5. 配線の劣化
  6. テレビが壊れてる
  7. レコーダーが壊れている

ここから、それぞれ解説していきます。

①悪天候で映らなくなった

UnsplashZac Durantが撮影した写真

BS/CSアンテナは、大雨や大雪などの悪天候による受信環境の悪化が原因となり、テレビが映らなくなることがあります。

BS/CSの衛星放送の電波は、激しい雪や雨の影響で反射と吸収が繰り返され、電波がうまく受信できずに映らなくなってしまうことがあります。

もし、豪雪・豪雨の状況で急にBS/CSが映らなくなった場合は、天候が治るまで様子見ましょう

このように、大雨や大雪などの悪天候でBS/CSが映らなくなってしまうことがあります。

②アンテナがズレた

BS/CSアンテナが風邪などの影響でズレてしまった場合に、映らなくなります。

BS/CSアンテナは、かなり繊細で、少しでもズレてしまうと受信感度が大幅に落ちて、映らなくなってしまいます。

この場合に考えられる原因は、アンテナ固定が甘かった、もしくはアンテナポール自体がしっかり固定できていなかった可能性があります。

僕の経験でBS/CSアンテナの交換に行ったお宅の話です。何度固定してもBS/CSアンテナがズレて映らなくなってしまうという現象が続いていました。なぜなのだろう?と頭を悩ませていましたが、アンテナポール自体が回ってしまうということがありました。

滅多にないことでしたが、アマチュア無線のアンテナもそのポールについてたので、相当負荷がかかってポールの固定が緩んでいったのでしょう。ポールをしっかり固定して一件落着しました。

このように、BS/CSアンテナは少しのズレで映らなくなってしまいます。

③アンテナが壊れている

BS/CSアンテナは寿命があります。壊れた可能性もあります。

これについては、BS/CSアンテナが電波を受信していない、受信感度が落ちている状態であり、ノイズが発生したり、エラーコードが頻発したりするなどの症状が現れます。

アンテナが壊れているかどうかを確認するには、アンテナ直下で受信レベルを測る必要があります。
このように、BS/CSアンテナが壊れた可能性もあります。

④ブースターが壊れている

ブースターが壊れてテレビが映らなくなります。ブースターとは、テレビ信号を増幅する機器です。これがあることによって、何台ものテレビで視聴ができます。以下の記事でブースターのことを書いています。

テレビのブースターとは?いる?いらない?

ブースターは電子機器ですので、約10年の寿命と言われています。以下の写真は、ブースターの例です。

これが壊れると、地デジも見れなくなりますが、劣化していると「BS/CSだけ見れない」ということもあります。

このように、ブースターが壊れている、劣化していることによって映らなくなることがあります。

⑤配線の劣化

テレビの配線のことを同軸ケーブルと言います。これが劣化しすることによって、テレビが映らないことがあります。

屋外、特に屋上で同軸ケーブルを這わせている場合は、直射日光や雨風をもろに長年受け続けるので、だんだん劣化してきます。

被膜が破れて中の状態が見えてくると、配線がショートして映らなくなるので交換が必要です。

このように同軸ケーブルの劣化で映らなくなります。

⑥テレビが壊れてる

テレビが壊れている可能性があります。「地デジが映るのにBS/CSが映らないのはおかしい」ということがありますが、可能性としてBS/CSの入力がしっかり受信できていないことが考えられます。

この場合は、「アンテナチェッカー」という機器でBS/CSの信号が来ていることを確認する必要があります。以下の機器です。

テレビの手前まで信号が来ていれば、テレビの問題になります。

このように、テレビが壊れている可能性があります。

⑦レコーダーが壊れている

レコーダーが壊れていてテレビが映らない可能性があります。

これについては、レコーダーを経由してテレビに繋いでいる状態の場合です。

もしレコーダー原因で映らないのならば、テレビに直接繋げれば視聴できます。一度レコーダーから同軸ケーブルを外し、直でテレビに差してみてください。

このようにレコーダーが壊れていて、BS/CSが映らないことがあります。

まとめ

ここまで、BS/CSアンテナの寿命とBS/CSが映らなくなった7つの原因を解説してきました。まとめると以下の通りです。

  • BS/CSアンテナの寿命は、約10年と言われているが、20年以上持つことも全然ある。

BS/CSが映らない7つの原因

  1. 悪天候で映らなくなった
  2. アンテナがズレた
  3. アンテナが壊れている
  4. ブースターが壊れている
  5. 配線の劣化
  6. テレビが壊れてる
  7. レコーダーが壊れている

このように多岐にわたる原因がありますので、わからなければ業者にお願いしましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは。