【BS/CSアンテナの寿命】何年持つの?突然映らなくなった時の7つの原因

「BS放送が急に映らなくなった。これって寿命?」 「アンテナを立ててから随分経つけど、交換時期はいつ?」

テレビが映らなくなると、真っ先にアンテナの故障を疑うかもしれませんが、実は原因は他にもたくさんあります。アンテナ本体の寿命を正しく知り、何が原因でトラブルが起きているのかを特定することが、無駄な出費を抑える近道です。

この記事では、アンテナ工事や修理の現場を見てきた経験から、「アンテナの寿命の目安」と、「映らない時に考えられる7つの原因」をわかりやすく解説します。

目次

BS/CSアンテナの寿命は何年?環境による違い

一般的に、BS/CSアンテナの寿命は「約10年」と言われています。しかし、これはメーカーが推奨する更新時期であり、実際にはもっと長く使い続けられるケースも少なくありません。

アンテナが何年持つかを左右する要因や、今後の対策については、以下の2つのポイントが挙げられます。

  • 設置環境による寿命の変化:地域ごとの劣化スピード
  • アンテナ以外の選択肢:故障の心配をなくす方法

それぞれの状況について詳しく見ていきましょう。

1. 設置環境による寿命の変化

アンテナは常に外気にさらされているため、場所によって傷み具合が大きく変わります。お住まいの地域によっては、以下のような要因で寿命が10年を待たずに短くなることがあります。

  • 塩害(海の近く):潮風によって金属部分の腐食が早く進みます。
  • 豪雪・台風:雪の重みや強風による物理的な負荷で、向きがズレたり破損したりします。

一方で、気候が穏やかな場所では20年以上現役で働いているアンテナも多く見かけます。

2. アンテナ以外の選択肢(光テレビなど)

もし「アンテナがいつ壊れるかビクビクしたくない」「メンテナンスの手間をなくしたい」という場合には、アンテナを設置しない以下の選択肢も検討してみましょう。

  • ケーブルテレビ(CATV)
  • 光テレビ

ケーブルテレビや光テレビは月額料金がかかりますが、アンテナ故障のストレスから解放されます。一方でアンテナは、一度設置してしまえば故障しない限り「無料(有料放送を除く)」で視聴し続けられるのが最大のメリットです。

コストと安心感のどちらを優先するかで選ぶのが良いでしょう。

BS/CSが映らなくなる「7つの原因」

「昨日まで映っていたのに!」という場合、以下の7つの原因が考えられます。一つひとつ、ご自身の状況に当てはまるものがないかチェックしていきましょう。

  1. 悪天候(豪雨・豪雪)
  2. アンテナの向きのズレ
  3. アンテナ本体の故障
  4. ブースターの故障・劣化
  5. 配線(同軸ケーブル)の劣化
  6. テレビ本体の故障
  7. レコーダーの故障

それでは、それぞれの原因と対処法を詳しく解説していきます。

悪天候(豪雨・豪雪)

BS/CSの電波は非常に繊細で、激しい雨や雪によって空中で反射・吸収されてしまう「降雨減衰(こううげんすい)」という現象が起きます。

この場合は、天候が回復すれば自然に直るため、まずは天気が落ち着くまで様子を見ましょう。

アンテナの向きのズレ

強い風などでアンテナが数ミリ動いただけでも、信号が受信できなくなります。

以前、何度調整しても数日で映らなくなるお宅がありました。

原因を調べると、アンテナを固定している「ポール」自体が、アマチュア無線の大きなアンテナの重みに耐えきれず、根元から回ってしまっていたのです。

ポールをガッチリ固定することで解決しましたが、こうした「土台の緩み」が原因のこともあります。

アンテナ本体の故障

アンテナ先端のコンバーター(電波を集める部分)に水が入ったり、内部の基板が故障したりすると、寿命として交換が必要になります。
テレビ画面に「E202」などのエラーコードが頻発する場合は要注意です。

ブースターの故障・劣化

複数の部屋でテレビを見ている場合、信号を増幅する「ブースター」という機器が使われています。ブースターが原因で映らないときには、以下の状況が考えられます。

  • 電源が入っていない:コンセントが抜けていたり、ブレーカーが落ちたりしている。
  • 機器の寿命:設置から10年前後経っており、内部の電子部品が劣化している。

以下の写真が、ブースターです。

以下の記事でブースターのことを書いています。

→テレビのブースターとは?いる?いらない?

このように、ブースターが壊れている、劣化していることによって映らなくなることがあります。

配線(同軸ケーブル)の劣化

テレビの配線のことを同軸ケーブルと言います。これが劣化しすることによって、テレビが映らないことがあります。

屋外、特に屋上で同軸ケーブルを這わせている場合は、直射日光や雨風をもろに長年受け続けるので、だんだん劣化してきます。

被膜が破れて中の状態が見えてくると、配線がショートして映らなくなるので交換が必要です。

テレビ本体の故障

稀にテレビの「BS/CSチューナー」だけが故障することもあります。

他の部屋のテレビが映っているのに、特定の1台だけが映らない場合はテレビ側の不具合かもしれません。念のため、背面の端子が緩んでいないかも確認しましょう。

レコーダーの故障

レコーダーを経由してテレビに繋いでいる場合、レコーダーの不具合が原因で信号が遮断されることがあります。レコーダーが怪しいと思ったら、以下のテストを試してみてください。

  • 壁のアンテナ端子から、レコーダーを通さず「直接テレビへ」ケーブルを繋ぎ直す。
  • これで映るようであれば、原因はレコーダーにあると特定できます。

まとめ

BS/CSアンテナの寿命は環境に左右されますが、映らなくなった時は「アンテナそのもの」以外に原因があることも多いです。まとめると以下の通りです。

  • 寿命の目安は10年〜20年(環境次第で前後する)
  • 映らない時は「天候」「ズレ」「周辺機器」を疑う
  • 困ったらレコーダーを外して「直結テスト」をしてみる

木村メンテナンスでは、「アンテナの受信調査」や「古くなった配線の交換」「ブースターの交換」など、テレビ周りのあらゆる不具合に対応しています。

「原因が自分では特定できない」「屋根の上を見るのは怖い」といった時は、いつでもお気軽にご相談ください。しっかり原因を突き止めます!

本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは。

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この記事を書いた人

1988神奈川県生まれ。

【趣味】
サーフィン:休日の最高のリフレッシュ。
コーヒー:朝、自分でドリップしたコーヒーがちょっとした楽しみ。

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