モデムが点滅していて、ネットに繋がらないことはないですか?
モデムのランプは、点灯・点滅・消灯・色でどのような症状かを伝えてくれます。通常は、緑のランプが点灯していますが、そこが変化していたら何かが起きています。
この記事では、モデムが点滅してネットに繋がらなくなったわけを解説していきます。最後までご覧ください。
モデムとは
モデムとは、アナログ信号をデジタル信号に変換するもので、CATV(ケーブルテレビ)とインターネットを契約する際に、レンタルされる機器です。以下のような形の機器です。
似たようなもので、光回線のONUやホームゲートウェイがありますが、光信号をデジタル信号に変換する機器なので、モデムとは別物です。しかし、全てまとめて「モデム」という方が多いので、混乱しがちです。以下の写真が、ONUとホームゲートウェイです。
話が伝わればいいのですが、混乱を招くことにもなるので、ここは明確に棲み分けをしておいたほうがすっきりとしますね。
このように、モデムとはCATVの契約の際にレンタルされる、アナログ信号をデジタル信号に変える重要な機器です。
モデムが点滅する?ネットが繋がらない原因
モデムには、いくつかのランプが存在します。そのランプが、点灯したり、点滅したり消灯してりして、異常を知らせてくれます。
ネットが繋がらなくなった原因は、モデムのランプを確認することで以下のことがわかります。
- モデムのエラー
- モデムの故障
- プロバイダの問題
ここから、それぞれ解説していきます。
モデムのエラー
モデムは、熱を持ってしまったり、なんらかの不具合であったり、プロバイダの問題であったりとエラーが起こることは全然あります。
まずは、再起動をするのがベターですが、それでも改善されない場合があります。モデムは、ランプの状況である程度どのような症状なのか判断できるので、以下の項目を参考にしてください。
- 緑色に点滅している→インターネット接続中やデータの送受信中。
- 消灯(点かない)→インターネット接続できていない。回線障害やモデムの動作不具合の可能性があり。
- 赤色に点滅している→インターネット接続に失敗。料金滞納や回線トラブルの可能性。
- 橙色に点灯している→受信速度や送信速度が低下。
モデムの故障
電源アダプタは接続されているのに、ランプ類が一切点灯しなかったり、通信の不具合であったりした場合は故障が考えられます。
モデムは、レンタル品なので故障や老朽化による通信の不具合は、一般的に無償で交換してもらえる可能性が高いです。
ただし、「古いから」とか「壊した」といった場合の交換は、有償になる可能性が高いです。この辺はプロバイダによって違うので、確認してみてください。
このように、モデムの故障はランプ類が一切点灯しないであったり、通信の不具合であったりした場合は故障が疑われます。
プロバイダの問題
プロバイダ側の問題で、ネットに繋がらない可能性があります。
例えば、災害やサーバー故障などでネットに繋げないケースがあります。
こうなるとご自身の設定でどうこうなる問題じゃないので、プロバイダの復旧を待つしか方法がありません。
ここで、「インターネットがつながらない」現象が全体的なトラブルなのか、自分だけなのか判断ができないので、以下の方法で状況を確認してください。
- スマホなど、別の通信方法でネットに接続、プロバイダのサイトで「お知らせ」や「不具合の発生」がないか確認する
- 電話でプロバイダのお客様センターへご確認、ご相談する
このように、焦らず確認することが大事です。プロバイダは、電話が繋がらないことも少なくないので、ご自身で判断できれば一番良いです。
このように、プロバイダ側の問題で、ネットが繋がらないことがあります。
まとめ
ここまで、モデムが点滅してネットに繋がらなくなったわけを解説してきました。まとめると以下の通りです。
- モデムのエラー
- モデムの故障
- プロバイダの問題
これらのことが疑われますので、プロバイダーに状況を説明して、対応してもらいましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。