お使いのバッファローのルーターが、「繋がらない!?」「壊れた?」と困っている方は少なくないと思います。
ネットが使えないと、仕事にも支障が出てしまう方もいらっしゃると思いますし、早く解決して快適な環境にしたいですよね。
まずは、再起動するのがベターです。しかし、それで改善されないパターンは大いにあります。そもそも、ルーターの問題じゃない可能性も十分にあります。
そこでこの記事では、バッファローのルーターが繋がらない5つの原因と対処法を紹介していきます。最後までご覧ください。
バッファローのルーターが繋がらない5つの原因
バッファローのルーターが繋がらない原因は、以下の5つが考えられます。
- Wi-Fiルーターのエラー
- ダブルルーターになっている
- ONUのエラーまたは故障
- スイッチングハブのエラーまたは故障
- LANケーブルの接触不良
ここから、それぞれ解説していきます。
Wi-Fiルーターのエラー
Wi-Fiルーターが原因で、インターネットに接続できていない可能性があります。
Wi-Fiルーターが、熱を持ってエラーを起こしている可能性があります。この場合、再起動で治ることがほとんどです。
再起動方法として、コンセントのプラグを抜いて、少し時間をおき熱が冷めてから再起動しましょう。
また、バッファローのルーターはランプの状態で、どのような不具合が生じているか判断できます。以下のサイトで、ご使用の品番を探してもらい、ランプの確認をしてください。
そもそも、W i-Fiルーターの寿命も考えられます。だいたいルーターの寿命は、4〜5年と言われています。
このように、Wi-Fiルーターのエラーもしくは、寿命によってネットが使えなくなったことが考えられます。
ダブルルーターになっている
ダブルルーターが原因でエラーを起こし、ネットが使えなくなった可能性があります。
ダブルルーターとは、ルーター機能を持った機器を二つ繋いでいることです。本来ルーター機能は、一つである必要があります。しかし、WiFiルーターを追加して「Wi-Fiを使えるようにしたい」だとか、「Wi-Fiのカバー範囲を広げたい」とのことでルーターを新たに付けることがあると思います。
そんなときに、ルーターの設定が「ROUTER」モードになっているとエラーが起きてしまうということです。
そのため、APモード(アクセスポイント)にしないといけません。中にはAUTO機能を持ったWiFiルーターもあります。AUTO機能がある場合でも、なるべく以下のように設定するのがいいです。
- 「AUTO/MANUAL」スイッチをMANUALに変更します。
- 「ROUTER/AP/WB」スイッチをAPに変更します。
- 「ROUTER/AP」スイッチのみの場合は、APに設定してください。
以下の写真のように、背面につまみがあるので、ルーターを追加する場合は、APモードにしましょう。
設定変更する際は、ルーターの電源を落として行ってくださいね。
このように、ダブルルーターが原因でエラーを起こしている可能性があります。追加したルーターがある場合は、背面のルーター設定がAPモードになっているか確認しましょう。
ONUのエラーや故障
ONUのエラーや故障で、ネットが繋がらなくなった可能性があります。
ONUとは、光回線終端装置と言われる機器です。光信号をデジタル信号に変換する装置です。光契約の場合は、このONUという機器がレンタルされます。
以下の写真はONUで、「認証」「UNI」「光回線」「電源」のランプがついているのであれば問題なしです。
この中のどれかが点灯していない場合は、なんらかの問題が生じています。一度再起動して、治るかどうか確かめてみましょう。変わらないようであれば、プロバイダーに状況を説明して、対処してもらいましょう。
他には、ONUとルーターが一緒になった、ホームゲートウェイというものがあります。これも、レンタル品になります。
以下の写真は、ホームゲートウェイです。ランプの点灯状態で、不具合を判断できます。
以下は、NTTのホームゲートウェイのランプの見方です。
何はともあれ、一度再起動して、治るかどうか確かめてみましょう。変わらないようであれば、プロバイダーに状況を説明して、対処してもらいましょう。
他にも、モデムというものがあります。モデムは、ケーブルTVでネットワーク契約の場合に使用する機器です。以下の機器です。ホームゲートウェイよりだいぶ小ぶりではあります。
これも、ランプ状態をチェックして、再起動して、おかしい場合はケーブルテレビに連絡しましょう。
このように、ONUなどがエラーや故障している場合あります。その場合は、どの機器でもまずは、再起動してみてそれでもおかしい場合は、契約しているプロバイダーに連絡しましょう。
スイッチングハブのエラーまたは故障
スイッチングハブの故障で、ネットが使えなくなっている可能性があります。
スイッチングハブとは、ネットワーク信号を分配してくれる機器です。以下の赤枠で、囲ったものです。
スイッチングハブは、複数のデバイスを有線接続で使用したい場合や各お部屋で有線接続をしたい場合に使用します。
例えば、ホームゲートウェイから7部屋に有線で繋げたい場合、ホームゲートウェイの背面のLAN空きポートは4つしかありません。その4つを使用しても、3部屋はカバーできない状態になります。そんな時に、スイッチングハブを使用して、残りのお部屋も使用可能にできます。
このスイッチングハブは、約10年ぐらいで寿命を迎えます。また、なんらかの不具合で故障する場合もあります。
スイッチングハブのランプが点灯していない場合は、故障している可能性が高いです。
このように、スイッチングハブの故障で、ネットが使えなくなった可能性があります。
LANケーブルの接触不良
単純にLANケーブルがしっかり挿さっていない、またはそもそも挿さっていないことがあります。
このような場合は、もちろん通信できませんね。意外と、「ルーターを移動した」とかなんらかの拍子で落としてしまったなどといったことが原因で、ケーブルが外れてしまった、外れかかっているなどということはあります。
また、壁に付いているLAN端子が接続不良や故障をしている場合もあります。LAN端子とは以下のものです。
これが原因の場合は、LAN端子を交換する必要があるので、専門業者に依頼しましょう。
このように、LANケーブルの接続不良で、ネットが使えていない可能性があります。
まとめ
ここまで、バッファローのルーターが繋がらない5つの原因を解説してきました。まとめると以下の通りです。
- Wi-Fiルーターのエラー
- ダブルルーターになっている
- モデムのエラーまたは故障
- スイッチングハブのエラーまたは故障
- LANケーブルの接触不良
これらのことをチェックし、ご自身でできることで解決しない場合は、しかるべき事業者に依頼しましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。