寝室の照明選びや、明るさはどうすればいいのか迷っている方は多いと思います。
とりあえずで照明を選んで後悔するより、どのような空間にしたいか?をまず考えることで、良い寝室ができると思います。
そこでこの記事では、寝室における明るさはどのくらいがいいのか?と寝室の照明プランを紹介していきます。
寝室の理想の明るさとは
寝室の理想的な明るさは、落ち着いたリラックスできる空間と考えます。
そのため、寝室では適度な暗さが重要です。睡眠前は明るい寝室にいるよりも、適度な暗さの中にいるほうが、リラックスして入眠しやすくなります。これは、目から入る光量が減ることで、眠気を誘うホルモン「メラトニン」の分泌が促されるためです。
このことから、以下のような条件の電球(照明)が適切です。
- 電球色(2700K前後)→ やさしい暖色系で、眠気を促すメラトニンの分泌が出る。
- 全体の照明(天井の照明)の明るさ→約 200~500ルーメン程度が理想(白熱球だと約20W〜40W程度)。調光や調色できる照明だと便利。
- 間接照明・ナイトライトなどを設置→就寝1~2時間前から、間接照明やナイトライト(約100~250ルーメン程度)に切り替え、暗くするとスムーズに眠りにつくことができる。
寝室の照明プラン
寝室の照明選びはなかなか大変だと思います。僕なりに照明プランを考えてみたので参考にどうぞ。
- パターン①:「リラックスシンプル照明プラン」
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パターン②:「間接照明メインプラン」
ここからそれぞれ解説していきます。
パターン①:「リラックスシンプル照明プラン」
このプランの目的は、睡眠の質向上・リラックスのため照明自体はシンプルです。
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天井照明→調光・調色が可能なLEDシーリングライト(電球色~昼白色に切替可)などを使用。
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ベッドサイドランプ→小さめのスタンドライト(電球色、100~200lm)
ポイントとしては、すべて電球色系で統一し、調光機能で雰囲気を調整。
このように、シーリングライトとスタンドライトで寝室を演出するシンプルなパターンです。こだわりがあまりないのであれば、このぐらいを目指し、快適な睡眠を意識して照明を選んでいきましょう。
パターン②:「間接照明メインプラン」
このプランの目的は、おしゃれ&非日常感を演出することです。
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天井照明→ダウンライトまたは天井間接照明(光源が直接見えないタイプ)または、ペンダントライト、シャンデリアと様々なパターンがあります。
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ベッド背面 or 壁面ライト→LEDテープライトやウォールウォッシャーで柔らかい光を演出
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サイドテーブルランプ→おしゃれなシェード付きランプ(電球色)
ポイントとして、直視しない光の配置が鍵になり、光源を壁や天井に向けると柔らかく広がります。
このように、かなり豪華な照明配置になるので、寝室を作る段階で設計者との相談が必要になります。もちろん後付けで工夫して照明を配置することも可能です。素敵な空間にすることで、毎日気持ちよく寝れることでしょう。
補足:スマート機能を組み合わせるとさらに便利
スマート機能とは、家電と家電製品をインターネットに接続し、スマートフォンやパソコン、音声操作などで遠隔操作できるようにする、または自動化して便利にする技術です。これを駆使することによって以下のことができます。
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タイマー付きや、アプリ連携で就寝・起床時間に合わせた自動ON/OFFの機能を活用する。
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声で操作できるスマートライト(例:Philips Hue, SwitchBotなど)を設置する。
これらの、便利グッツを使用することで、生活の質が上がる人もいると思います。
このように、スマート機能を充実させて、快適な寝室にしてください。
まとめ
ここまで、寝室の明るさと照明について解説してきました。まとめると以下の通りです。
- 電球色(2700K前後)が良い
- 全体の照明は、約 200~500ルーメン程度が理想(白熱球だと約20W〜40W程度)。調光や調色できる照明だと便利。
- 間接照明・ナイトライトなどを設置→就寝1~2時間前から、間接照明やナイトライト(約100~250ルーメン程度)に切り替え、暗くするとスムーズに眠りにつくことができる。
照明次第で快適に入眠することができるので、照明を侮らすにこだわってみましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
参考になれば幸いです。
それでは。