「お気に入りのクロスに子供が落書きしてしまった!」 「キッチン周りの壁紙が油汚れで黄ばんでる……」
毎日目に入る場所だけに、クロスの汚れは気になりますよね。市販の洗剤で拭いてみても、なかなか落ちずに諦めてしまっている方も多いのではないでしょうか。
しかし、諦めるのはまだ早いです。実は、クロスの汚れは「正しい道具」と「正しい手順」さえ知っていれば、意外と簡単に落とせるものが多いのです。
この記事では、数々の現場でメンテナンスを行ってきたプロの視点から、クロスの汚れを落とす最強アイテム「セスキの激落くん」を使った掃除方法を詳しく解説します。さらに、汚れの原因や予防策、壁紙の種類による注意点も併せて紹介します。
クロスが汚れる6つの主な原因

まずは、クロスの汚れが何によって引き起こされるのかを知りましょう。原因によって、汚れの性質や落としやすさが異なります。
主な原因は、以下の6つが考えられます。
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油汚れ
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手垢(皮脂)汚れ
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タバコのヤニ汚れ
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クレヨン・ペンの汚れ
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カビ
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クロス糊(のり)の変色
それぞれの特徴を見ていきましょう。
油汚れ

キッチン周辺のクロスに多い、黄色っぽいベタベタした汚れです。調理中に飛んだ油煙が原因で、時間が経つと酸化して頑固な汚れになります。
手垢(皮脂)汚れ

スイッチ周りやドアノブ付近など、よく手が触れる場所にできる黒ずみです。皮脂が原因のため、油汚れと同じ性質を持ちます。小さなお子さんがいるご家庭で特によく見られます。
タバコ汚れ

喫煙者がいるご家庭では、部屋全体が黄色く変色し、独特の臭いが染み付いてしまいます。ヤニは植物性樹脂のため、非常に粘着力が高く、一度付着すると簡単には落ちません。
クレヨン・ペン汚れ

小さなお子さんの落書きや、うっかり付けてしまったインク汚れです。油性か水性かによって対処法が異なります。
カビ
結露しやすい窓際や、湿気の多い洗面所、雨漏りしている場所に発生する黒っぽい斑点です。

カビは健康被害にも繋がるため、掃除だけでなく根本的な原因(結露対策や雨漏り修理)が必要です。
クロス糊(のり)の変色
新築から数年経つと、天井の隅や継ぎ目などに茶色いシミのような汚れが出てくることがあります。これは、クロス施工時に拭ききれなかった糊の成分が、経年変化で変色したものです(メイラード反応)。
高い場所や手の届きにくい場所に発生しがちです。
【実践】クロスの汚れの落とし方「セスキの激落くん」が最強!
いよいよ実践編です。クロスの汚れを落とすには、「セスキの激落くん」が最も効果的です。油汚れや皮脂汚れ(手垢)に強く、ドラッグストアや100円ショップで手軽に手に入ります。

準備するもの
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セスキの激落くん
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雑巾やスポンジ
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柔らかいブラシ(古歯ブラシなど)
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乾いた雑巾
掃除の手順
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セスキの激落くんを吹きかける:汚れている部分にスプレーします。液だれしないよう、雑巾にスプレーしてから拭いてもOKです。
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雑巾やスポンジで拭き取る:汚れを浮かせるように優しく拭き取ります。
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頑固な汚れはブラシでこする:クロスの凹凸に入り込んだ汚れは、歯ブラシなどで円を描くように優しくこすり落とします。強くこすりすぎるとクロスが傷つくので注意してください。
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水拭き→乾拭き:洗剤成分が残らないように水拭きし、最後に乾いた雑巾で水分をしっかり拭き取ります。
【注意点】油性ペンの汚れ 油性ペンの汚れはセスキの激落くんでは落ちません。除光液や消毒用エタノールを雑巾に染み込ませ、トントンと叩くように汚れを移し取ります。ただし、クロス自体の色が落ちる可能性があるので、必ず目立たない場所で試してから行ってください。
このように、壁紙の掃除は「セスキの激落くん」でやります。その際、雑巾で落ちない場合は、柔らかいブラシで、優しくクロスを傷つけないようにやりましょう。
壁紙の種類に注意!掃除できないクロスもある
上記で紹介した掃除方法は、一般的な「ビニールクロス」を前提としています。壁紙の種類によっては、水拭き自体がNGな場合もあります。
掃除を始める前に、ご自宅の壁紙が以下のどのタイプか確認しましょう。
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ビニールクロス:日本の住宅の9割以上で採用されています。水を弾くので、セスキ炭酸ソーダでの水拭きが可能です。
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紙壁紙・布壁紙:和紙や織物でできた壁紙です。水に弱く、シミになるため水拭きは厳禁です。
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珪藻土・土壁:自然素材の壁です。吸水性が高いため、水拭きはできません。ホコリをはたきで落とす程度に留め、汚れは専門業者に相談してください。
見分け方が分からない場合は、目立たない場所に少量の水を霧吹きでかけ、水を弾けばビニールクロス、すぐに染み込めばそれ以外の可能性が高いです。
壁紙を汚さないための予防策
せっかく綺麗にしたクロスを長持ちさせるために、日頃からの予防も大切です。
以下の4つの対策を意識してみましょう。
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しっかり換気する:料理中や喫煙時は必ず換気扇を回し、油煙やヤニを屋外へ排出しましょう。換気扇自体の掃除も忘れずに。
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家電を壁に近づけすぎない:冷蔵庫やテレビの裏は静電気でホコリが集まりやすいため、壁から少し離して設置しましょう。
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こまめなホコリ掃除:クロスの凹凸にはホコリが溜まりやすいです。ハンディモップなどで定期的にホコリを払いましょう。
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汚れ防止シートを貼る:キッチン周りや、子供の手が届く範囲には、あらかじめ汚れ防止シートを貼っておくと掃除が楽になります。
このように、対策をしておくと気持ちよく過ごせると思います。
まとめ
クロスの汚れは、諦めなければ綺麗にできる可能性が高いです。
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多くの汚れは「セスキの激落くん」で落とせる
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頑固な汚れは、柔らかいブラシで優しくこする
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掃除前には必ず「壁紙の種類」を確認する(ビニールクロス以外は注意)
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日頃の換気や掃除で予防することも大切
木村メンテナンスでは、「自分ではクロスの汚れを落とすのは億劫」といった壁紙に関するあらゆるご相談を承っています。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。


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