クローゼットを久しぶりに開けたら、「クロスにカビが生えてた」「洋服にカビが生えてる」「バッグにカビが生えてる」といった状況で、気持ち悪い思いをしている方は少なくないと思います。
こんな状況を目撃したら、今後恐怖でしかなくなりますね。
しかしカビが生えるには3つの条件があります。それを理解して対策をすれば、今後カビとはおさらばになります。
この記事では、クローゼットにカビが生えた3つの原因と対策を紹介していきます。
もくじ
クローゼットにカビが生えた原因
クローゼットにカビが生えた原因は、以下の条件が揃っていることが原因です。
- 湿気がすごい
- 温度がちょうどいい
- 掃除をしていない
ここから、それぞれ解説していきます。
湿気がすごい
湿気がすごいと、かなりカビが生えやすくなります。特に、梅雨時期〜夏の終わりごろまでは注意が必要で、70%〜80%以上の湿気がカビの活動が活発になる条件です。
もちろん湿度の高い部屋で過ごしているのならば、一年中カビが生えるリスクがあります。
このように、カビは湿気が大好きです。特に、日の当たらないジメジメしたところは、カビのパラダイスでしょう。
温度がちょうどいい
温度が20度〜30度ぐらいが、カビが最も成長しやすい環境です。
人間も20度前後が一番過ごしやすい気温なので、温度に関しては注意する程度で考えましょう。
このように、温度が20度〜30度はカビが成長しやすい環境です。
掃除をしていない
掃除をしていないと、ホコリや髪の毛、皮脂などが蓄積し、それらがカビの餌になってしまいます。
クローゼット内は空気の循環がないので、何もしないとホコリが蓄積していきます。
さらに、ジャケットとかダウンコートなどは、洗わずにクローゼットに入れる方は多いと思います。すると髪の毛や皮脂などがカビの栄養素になってしまいます。
このように、掃除をしないとクローゼットは、カビの格好の餌場になってしまいます。
クローゼットにカビが生えない予防
- こまめに換気する
- 除湿剤を置く
- 掃除をする
- 衣類を入れ過ぎない
- 衣類はよく乾かしてから収納する
- 衣類を天日干しする
①こまめに換気する
こまめに換気することで、湿気が抑えられカビが繁殖しにくくなります。
クローゼットを開けて、サーキュレーターや扇風機などで、たまに換気することが大事です。
また、クリーニングから返ってきた衣類にはビニール袋が被せられていますが、外さないと湿気が籠ってしまうためビニールは外すようにしてください。
このように、こまめに換気することで、カビの発生を抑えれます。
②除湿剤を置く
クローゼットに除湿剤を置くことで、湿気を抑えることができます。
置くタイプや吊り下げるタイプがあると思いますが、お好みのを選びましょう。
このように、除湿剤を使用し、湿気を抑えることでカビの発生を抑えられます
③掃除をする
クローゼットは、掃除するのが億劫な場所であるからこそ、ホコリなどが溜まりやすいです。
放っておくとカビの餌の宝庫になってしまうので、定期的に掃除を心がけましょう。
このように、掃除をすることでカビの繁殖を防ぐことができます。
④衣類を入れ過ぎない
クローゼットに、どうしても衣類を入れすぎる傾向があると思うので、なるべく入れすぎないのも大事です。
ただ、なかなか「入れすぎない」ということは厳しいと思うので、「ドアを開けっぱにする」や「換気をこまめにする」ことが大事です。
このように、衣類を入れすぎないことは大事です。
⑤衣類はよく乾かしてから収納する
衣類は、湿った状態でクローゼットに収納しないでください。
特に、ジャケットやダウンなど、一回着ただけでは洗わない衣類は、湿気を吸っていたり濡れていたりします。その状態でクローゼット内にしまうと湿気でカビの温床になるのでやめましょう。
一度着たものはすぐに収納せずに、湿気を飛ばしてからクローゼットに戻しましょう。
このように、衣類は乾かしてからしまいましょう。
⑥衣類を天日干しする
太陽から発散される紫外線は、カビにとって大敵です。クローゼットから衣類を出し、 日光に当てることで、殺菌することができます。また、衣類の湿気を飛ばすことができるので、ダブルでいいです。
天日干しは日光量が多い日中に1〜2時間程度行うようにしましょう。
このように、天日干しすることで、カビの発生を抑えることができます。
まとめ
ここまで、クローゼットにカビが生えた3つの原因と対策を紹介してきました。まとめると以下の通りです。
クローゼットにカビが生える3つの原因
- 湿気が70%以上
- 温度が20度〜30度ぐらい
- 掃除をしていない
カビが生えにくくする対策
- こまめに換気する
- 除湿剤を置く
- 掃除をする
- 衣類を入れ過ぎない
- 衣類はよく乾かしてから収納する
- 衣類を天日干しする
これらを実践して、カビとはおさらばしましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。