調光スイッチは、部屋の明るさをシーンに合わせて調整できる便利なものですね。その調光スイッチの交換がしたくて、この記事を見ている方が多いと思います。
ただし、調光スイッチ交換は、いくつかの注意点があります。間違った状態で交換してしまうと、スイッチと照明が故障してしまうことがあります。
そこでこの記事では、調光スイッチ交換に際して、注意事項とスイッチの選択肢を紹介していきます。最後までご覧ください。
調光スイッチは自分で交換できる?
大前提スイッチを交換するには、国家資格の電気工事士の資格が必要です。資格がない場合は、罰則(3万円以下の罰金、または3カ月以下の懲役)があります。
スイッチ交換自体は難しいことではないのですが、電気の知識がないと危険が伴うので業者に依頼しましょう。
ただし、スイッチカバーの交換(配線を触らない作業)であれば誰でもできます。
このように、電気工事士の資格が必要になるので、有資格者でないならスイッチ交換できません。
調光スイッチ交換の注意事項
調光スイッチ交換は、照明との互換性が大事になってきます。調光スイッチと照明があっていない場合は、調光がうまく機能しません。以下の状況での交換には注意してください。
- 普通のスイッチを調光スイッチに交換したい場合
- 古い調光スイッチから新しい調光スイッチに交換したい場合
ここからそれぞれ解説していきます。
普通のスイッチを調光スイッチに交換したい場合
普通のスイッチ(片切りスイッチまたは3路スイッチ)を調光スイッチに交換したい場合は、照明も調光対応しているものに交換しなければなりません。
LED照明は、結構複雑な構造になっているので、互換性がないと点滅したり、点灯しなかったり最悪壊れてしまいます。
このように、普通のスイッチから調光スイッチに交換する場合は、照明も調光対応しているものへの交換が必須になります。
古い調光スイッチから新しい調光スイッチに交換する場合
古い調光スイッチを新しい調光スイッチに交換する場合、場合によっては照明も交換する必要があります。
例えば、調光スイッチの照明が白熱球の場合、現在販売されているのは、基本的にLED対応の調光スイッチなので、照明とスイッチを交換しなければなりません。
逆に、白熱調光スイッチはそのままで、白熱電球をLED電球に交換する場合は、調光対応のLED電球であれば交換可能です。ただし、不具合が生じる可能性もあるのでしっかりとLED電球は選定しましょう。
このように、調光スイッチに交換する場合は、照明が調光に対応しているか?が非常に重要になってくるのでしっかり確認しましょう。
調光スイッチの種類
調光スイッチは、各メーカーによっていろんなラインナップがあります。代表的なもので、以下の調光スイッチがあります。
- パナソニック(WTC57582W)
これは、つまみを回すことでお好みの明るさにできます。
他のラインナップもあるのでお好み見合わせて探してみてください。
- コイズミ照明(AE49350E)
これも、つまみを回して明るさを調整できます。
- オーデリック(LC621)
このスイッチは、Bluetoothの接続で調光や調色が可能です。
他のラインナップもあるのでお好み見合わせて探してみてください。
- 神保電器(LT-PS009-OP10-G141)
これも、つまみをまわして明るさを調整します。
このように、各メーカーがいろんなラインナップの調光スイッチを販売しています。
まとめ
ここまで、調光スイッチの交換について、注意事項やスイッチの紹介をしてきました。まとめると以下の通りです。
注意事項
- 普通のスイッチを調光スイッチに交換する場合は、スイッチと照明を交換
- 古い調光スイッチから新しい調光スイッチに交換する場合、スイッチ・照明の両方交換が必要。また、調光スイッチを交換せず照明のみのも交換可能。その際、白熱電球からLED電球への交換可能。
このように、調光スイッチはちょっと複雑なので、スイッチと照明を両方交換してしまうのが一番問題が起きません。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。