日々生活していると、「トイレの換気扇スイッチが壊れた」「もう古いから換気扇スイッチを交換したい」といったことあると思います。
スイッチも消耗品なので壊れます。そして換気扇スイッチにはいろんなラインナップがあり、知らないと失敗する点もあります。
そこで、この記事ではトイレの換気扇スイッチ交換に関しての知識や注意点を紹介していきます。
トイレの換気扇スイッチは自分で交換可能?
換気扇スイッチを交換するには、国家資格の電気工事士の資格が必要です。資格がない場合は、罰則(3万円以下の罰金、または3カ月以下の懲役)があります。
スイッチ交換自体は難しいことではないのですが、電気の知識がないと危険が伴うので業者に依頼しましょう。
ただし、スイッチカバーの交換(配線を触らない作業)であれば誰でもできます。
このように、電気工事士の資格が必要になるので、有資格者でないなら換気扇スイッチの交換はできません。
トイレ換気扇スイッチ交換の注意点
換気扇スイッチは、実にいろんなスイッチが存在します。現在ついているスイッチと同じものに変えるのか?違うデザインのスイッチに変えるのか?の選択肢はあります。
スイッチを交換する際には、以下の選択肢と注意点があります。
- トイレ換気扇スイッチの種類
- スイッチカバーの注意点
ここからそれぞれ解説していきます。
トイレ換気扇スイッチの種類
換気扇スイッチには、以下のいくつかの選択肢があります。
- 片切りスイッチ
- 遅れて切れるスイッチ
- 照明と換気扇の連動型スイッチ
ここから、それぞれ解説していきます。
片切りスイッチ
片切りスイッチとは、「スイッチオンで作動し、オフで消える」と一般的なスイッチです。これは、いろんなタイプのスイッチがありますが、主に以下のパナソニック社のスイッチがベターです。
- コスモシリーズのワイド21とフルカラーシリーズのスイッチ
上記のスイッチ以外にも、いろんなメーカーが片切りスイッチを販売しているので、お好みのスイッチを見つけてください。
このように、シンプルな片切りスイッチがあります。
遅れて切れるスイッチ
遅れて切れるスイッチとは、スイッチをオフにしてから、しばらくして切れるスイッチです。以下のパナソニック社のスイッチなどがあります。
左のスイッチは、切れる時間が約10秒~30分の14段階で設定できます。一方右側のスイッチは約3分間で切れます。
遅れスイッチのメリットは、トイレの異臭をしばらく換気してくれることで、空気が綺麗になることが挙げられますね。
このように、遅れて切れる換気扇スイッチがあります。
照明と換気扇の連動型スイッチ
次に、照明と換気扇を同時につけることができるスイッチです。これについては、配線をいじれば普通のスイッチでも連動させることはできます。
ここで紹介するのは、人感センサで入り切りするスイッチです。パナソニック社の「かってにスイッチ」呼ばれる照明と換気扇連動型の商品です。以下のものです。
これは、スイッチと換気扇の消えるタイミングを変えれます。例えば、トイレ退出後、照明は消えるが換気扇は「設定時間後に消える」設定ができます。他にもいろんな設定が可能なので、詳細ページをみてください。
このように、照明と換気扇を連動させたスイッチがあります。
スイッチカバーの注意点
スイッチカバーは、スイッチにあったカバーでないといけません。同じメーカーの同じシリーズのカバー、またはそのシリーズに対応しているカバーをつけましょう。
スイッチは、主にスイッチ・スイッチ枠・カバー・ハンドルという構成で成り立っています。注意が必要な場合は、違う種類のスイッチに交換する際に、バラで購入して取り付ける際です。
例えば、「枠だけ再利用してスイッチ交換しよう」とか「店頭に並んでいる商品をなんとなくで購入した」というケースが考えられます。
再利用する場合は、同じシリーズでないとハマりません。そして、部材も全てそのシリーズにあったものがあります。
僕は、見分けがつかず間違った商品を購入した経験が多々あります。無駄をしないために、気をつけましょう。
このように、スイッチカバーはスイッチにあったカバーを選びましょう。
まとめ
ここまで、トイレの換気扇スイッチについて解説してきました。まとめると以下の通りです。
スイッチの種類
- 片切りスイッチ
- 遅れて切れるスイッチ
- 照明と換気扇の連動型スイッチ
カバーも交換する場合は、しっかりスイッチに合うカバーかどうか確認しましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。