階段照明は、足元を照らす上で非常に大事ですね。そんな、階段照明のスイッチが「効かなくなった」や「デザインをこだわりたい」などの理由で交換したいと思ってる方は少なくないと思います。
階段スイッチは、基本的に複数箇所でスイッチの入り切りができる使用がほとんどです。そして、この複数の場所で入り切りできるスイッチは、しっかり知識がないとスイッチ交換失敗します。
そのことを回避するためにこの記事では、階段スイッチの交換について注意事項やその種類を紹介していきます。最後までご覧ください
もくじ
スイッチは資格がないと交換できない?
大前提スイッチを交換するには、国家資格の電気工事士の資格が必要です。資格がない場合は、罰則(3万円以下の罰金、または3カ月以下の懲役)があります。
スイッチ交換自体は難しいことではないのですが、電気の知識がないと危険が伴うので業者に依頼しましょう。
ただし、スイッチカバーの交換(配線を触らない作業)であれば誰でもできます。
このように、電気工事士の資格が必要になるので、有資格者でないならスイッチ交換できません。
階段スイッチを交換する際の注意事項
階段スイッチは、基本的に1Fと2Fにスイッチがあり、両方で入り切りできますね。もちろん3F・4Fがあるお家は、それぞれの階で入り切りできると思います。
この同じ照明を複数のスイッチで入り切りできる、以下の2種類のスイッチがあります。これらをしっかり理解しないとうまく交換できないです。
- 3路スイッチ
- 4路スイッチ
ここから、それぞれ解説していきます。
3路スイッチ
3路スイッチとは、一つの照明を2箇所で入り切りする場合に使用するスイッチです。
例えば、2階建ての戸建てであれば、1Fの階段と2Fの階段にそれぞれスイッチがありますね。1Fで階段照明をつけて、2Fで階段照明を消す。逆に2Fで階段照明をつけて、1Fで消す。
3路スイッチの見た目は、片切りスイッチとほとんど変わらないので、品番を確認するか以下のように背面の0・1・3の数字を確認しましょう。
このように、一つの照明を2箇所で入り切りする3路スイッチがあります。
4路スイッチ
4路スイッチとは、3箇所以上でスイッチの入り切りをする場合に使用します。
例えば、 1F・2F・3Fの各階のスイッチで入り切りすることによって、階段照明が全て入り切りできる場合は、3路スイッチと4路スイッチが使用されています。以下のような配線です。
少し複雑に見えてきましたね。
ただ交換の際は、その配線を同じように挿せばいいので、商品だけ間違えないようにしましょう。
4路スイッチの見た目は、3路スイッチ区別がつかないので、交換したいスイッチを事前に開けて3路スイッチか4路スイッチなのかを確認することが大事です。
背面に番号がふってあり、4路スイッチの場合は、1・2・3・4と番号が書いてあります。しっかり確認しましょう。
このように、3箇所以上でスイッチの入り切りをする4路スイッチがあります。
いろんなスイッチ
いろんな形のスイッチがあるので、よく使用されているものから、デザインにこだわったスイッチなど紹介していきます。主に、以下のスイッチがあります。
- パナソニックのコスモスイッチ
- パナソニックのフルカラースイッチ
- パナソニックのアドバンスタイプ
- 神保電器のスイッチ
- その他のスイッチ
パナソニックのコスモスイッチ
パナソニックが販売してるスイッチで、コスモシリーズのワイド21というスイッチがありますます。以下のスイッチです。
かなりいろんなご家庭で、使用されてるタイプです。3路・4路スイッチなどの多くのラインナップがあります。また、人感センサ付きのスイッチもあるので、それを使用してもいいですね。
これは、スイッチ・取り付け枠・ハンドル(入り切りするところ)・カバーが組み合わさっています。コスモシリーズで全て揃えないと、取り付けられないので、バラで購入する場合には気をつけましょう。
このように、パナソニックのコスモスイッチがあります。
パナソニック社のフルカラースイッチ
次もパナソニックでフルカラーと呼ばれるスイッチです。以下のスイッチです。
これもよく見かけるスイッチかと思います。築古の物件はこのタイプが多いですね。3路・4路スイッチなどのラインナップもあります。
スイッチ・取り付け枠・カバーの構成で成り立ってます。フルカラーの商品で揃えて交換しましょう。
このように、パナソニックのフルカラースイッチがあります。
パナソニック社のアドバンスタイプ
次もパナソニックで、アドバンスシリーズのスイッチがあります。以下のものです。
シックな感じのデザインで、カラーバイエーションもいくつかあるので、お好みをチョイスできます。
スイッチ・ハンドル・取り付け枠・カバーで構成されています。アドバンスシリーズで揃えて交換しましょう。
このように、パナソニックのアドバンスシリーズスイッチがあります。
神保電器社のスイッチ
神保電気のスイッチがあります。以下のものです。
他にもフルカラースイッチと同じ形のものであったり、違うラインナップもあったりするので、お好みのスイッチを選んでください。
これも同様に、スイッチ・ハンドル・取り付け枠・カバーで構成されています。
このように、神保電器のスイッチもあります。
その他のスイッチ
その他にも東芝のスイッチや探せばいろんなスイッチがありますが、海外っぽいトグルスイッチと呼ばれるものもあります。以下のものです。
無骨でおしゃれですね。こだわりのスイッチを見つけて交換すると、部屋の雰囲気も変わると思います。
ただし商品によっては、3路・4路スイッチがない可能性もあるので、しっかり確認しましょう。
このように、いろんなスイッチがあるので、お好みに合わせて交換してみてください。
まとめ
ここまで、階段スイッチの交換について解説してきました。まとめると以下の通りです。
注意事項は、3路・4路スイッチを理解して、確実にスイッチを選ぶことです。
スイッチの種類は多岐に渡るので、対応しているものを選択してお好みで交換しましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。