誰もいないのにインターフォンが勝手になったら、すごい怖いですよね。。特に夜中になり出したら焦りますね。
謎の何かの力によるもの?などと変な妄想を繰り広げることもあるかもしれません。
しかし、基本的にインターフォンが勝手になる原因はあります。
この記事では、インターフォンが勝手になる5つの原因を解説していきます。最後までご覧ください。
インターフォンが勝手になる原因
インターフォンが勝手になる場合は、玄関子機まわりが主です。以下の原因が考えられます。
- 経年劣化による故障
- 配線の劣化
- 虫などの侵入
- 水の侵入や結露
- イタズラ
ここから、それぞれ解説していきます。
1、経年劣化による故障
まず、長年インターフォンを使用していると、劣化していきます。大体電子機器は10年が目安になっています。
特に、玄関子機は雨など自然の影響をもろに受けるので、劣化しやすいです。
劣化によって故障し、インターフォン内でショートして勝手にチャイムが鳴ってしまうということが考えられます。
この場合は、交換するしかないです。
このように、経年劣化によってインターフォンが勝手になってしまうことが考えられます。
2、配線の劣化
配線の劣化によって、インターフォンに繋いでいる線の被膜がボロボロになり、何かのタイミングでショートし、インターフォンが勝手になってしまうことが考えられます。
以下のような状態は良くないです。
この場合は、以下のように劣化している箇所の修復をしました。
また、地中を潜らせてる配線が劣化してる場合は、配線自体の入れ替えが必要になり、最悪配線の新設が必要になります。
このように、配線が劣化している場合も勝手になる可能性があります。
3、虫などの侵入
インターフォン内に虫が侵入して、何かの拍子でショートしてインターフォンが鳴ってしまう可能性があります。以下の写真は、インターフォン開けた時のものです。
インターフォンには、大抵水抜き穴というものがあります。これは、水がインターフォン内に侵入してきた時のための排水用の穴です。この水抜き穴は小さい虫なら全然侵入できてしまうので、このようなことが起きてしまいます。
また、砂の侵入や海岸沿いであれば、塩害によって被害が考えられます。
このように、インターフォン内に虫などが侵入して、勝手にインターフォンが鳴ってしまう可能性も考えられます。
4、水の侵入や結露
インターフォン内部に水が侵入して、ショートを起こし勝手にインターフォンが鳴ってしまう可能性があります。
また、外気の気温差で、インターフォン内部で結露が起き、同様にインターフォンが鳴ってしまうことも考えられます。
水の侵入に関しては、しっかりシーリングをしていれば、基本的に防げます。以下のような感じです。
たまにシーリングしていない場合もあるので、確認して業者に頼むか、ご自身でやってみてください。
結露に関しては、防ぎようがないので、夜はインターフォンの電源を切るなどのことが必要かもしれません。
このように、水や結露によって、インターフォンが勝手になることが考えられます。
5、イタズラ
最後に、一番考えやすい人為的なイタズラなどの行為ですね。
どんな経緯でインターフォンを鳴らしているのか、わからないので慎重な行動が必要です。
かなり頻繁に続くようなら、防犯カメラを付けたり、誰かに相談したりして気をつけましょう。
このように、イタズラなどの可能性もあります。
解決方法
解決方法は、原因が何かを知ることが重要なので、ご自身で確認できうることをやりましょう。
確認できることとしては、インターフォンを開けて、中の確認をします。
ここで、虫や汚れがついていたら綺麗にして戻し、様子を見ましょう。
また、中が濡れていたら、しっかり拭いて、できればドライヤーで乾かし、元に戻しましょう。その後、水が侵入しないようにシーリングを打ちましょう。
もし、配線が劣化していたら、電気工事士の資格がないと配線はさわれないことになっているので、業者に依頼しましょう。
ご自身では、「触るの怖い」「よくわからない」という方は、業者に依頼して、調査してもらいましょう。
このように、解決方法はとにかく原因を見つけることです。原因不明の場合はインターフォン交換してみる流れにはなりますね。
まとめ
ここまで、インターフォンが勝手になってしまう5つの原因について解説してきました。まとめると以下の通りです。
- 経年劣化による故障
- 配線の劣化
- 虫などの侵入
- 水の侵入や結露
- イタズラ
このようなことが考えられるので、参考にしてみてください。わからないようなら業者に依頼しましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。