「最近、部屋のLED照明がチカチカと点滅して気になる…」 「まだ新しいはずなのに、もう故障?それとも何か危険なサイン?」
LED照明が不規則に点滅したり、ちらついたりする現象。気になりだすと止まりませんし、「もしかして漏電?」「火事にならない?」と不安になってしまいますよね。
ご安心ください。LED照明の点滅には、ほとんどの場合、明確な原因があります。心霊現象ではありません。
この記事では、電気設備のプロの視点から、LED照明が点滅する主な3つの原因と、それぞれの対処法について分かりやすく解説します。
LED照明が点滅する主な3つの原因

LED照明がチカチカと点滅してしまう原因は、大きく分けて以下の3つが考えられます。
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LED電球自体の故障・劣化
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取り付け場所や器具に合わないLED電球を使っている
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照明器具本体の故障・寿命
ここから、それぞれの原因について、具体的なチェックポイントと一緒に対処法を解説していきます。
LED電球自体の故障・劣化

最も可能性が高いのが、LED電球そのものの故障や寿命です。
「LEDは長寿命(約4万時間)だから、そう簡単には切れないはず」と思われるかもしれません。確かに発光部分(LEDチップ)は長持ちしますが、LED電球の内部には、電気を変換するための複雑な電子回路や基板が組み込まれています。
これらの電子部品が熱や経年劣化によって故障し、その結果として点滅やちらつきが発生することがあるのです。
【対処法】 まずは、同じ口金サイズの新しいLED電球を用意して、交換してみてください。 これで点滅が収まれば、単純に古い電球の故障だったということです。
取り付け場所や器具に合わないLED電球を使っている

意外と多いのが、「その場所や照明器具に対応していないLED電球」を使ってしまっているケースです。
LED電球は、白熱電球と違ってデリケートな電子機器です。使用環境に合ったものを選ばないと、不具合が起きたり、最悪の場合、故障や事故につながったりします。
特に以下の4つのポイントに注意が必要です。
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調光器対応: 壁のスイッチで明るさを調節できる(調光機能付きの)照明器具には、「調光器対応」のLED電球が必要です。非対応の電球を使うと点滅や故障の原因になります。
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密閉器具対応: お風呂場や玄関灯など、カバーで覆われた(密閉された)照明器具には、熱がこもりにくい「密閉器具対応」のLED電球が必要です。
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断熱材施工器具対応: 天井に埋め込まれたダウンライトなどで、断熱材で覆われている器具には、「断熱材施工器具対応(Sマーク付き)」のLED電球が必要です。
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直管蛍光灯からの交換: 従来の蛍光灯から直管形LEDランプに交換する場合、器具側の電気工事(バイパス工事)が必要なタイプがあります。工事せずにそのまま取り付けると、点滅や故障の原因になります。
【対処法】 今お使いのLED電球のパッケージや仕様を確認し、ご自宅の照明器具や設置環境に対応しているか(調光器、密閉器具など)をチェックしてください。もし合っていない場合は、正しい仕様の電球に買い替えましょう。
照明器具本体の故障・寿命

電球を新品に交換しても、正しい仕様の電球を使っても点滅が直らない場合は、照明器具本体(ソケットや内部の安定器など)の故障や寿命が疑われます。
照明器具の寿命は、一般的に設置から約10年と言われています。外見はきれいでも、内部の部品は劣化していきます。10年以上経過している器具で点滅が始まった場合は、器具の寿命が近づいているサインかもしれません。
【対処法】 設置から10年以上経過している場合は、照明器具ごとの交換を検討する良いタイミングです。新しいLED一体型のシーリングライトなどに交換することで、省エネ効果も高まります。 まだ新しい器具なのに点滅する場合は、器具の初期不良の可能性もありますので、メーカーや販売店に相談してみましょう。
まとめ
LED照明の点滅は、焦らず原因を特定することが大切です。まとめると以下の通りです。
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まずは「電球の交換」を試してみる
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ご自宅の環境(調光、密閉など)に合った電球を使っているか確認する
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それでも直らない、または設置から10年以上経過しているなら「器具の故障・寿命」を疑う
「原因がよく分からない」「蛍光灯からLEDへの交換工事をしたい」「照明器具を交換したい」という場合は、無理に自分で対処せず、木村メンテナンスまでお気軽にご相談ください。プロの視点で原因を特定し、最適な解決策をご提案いたします。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。


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