電球の明るさは、40Wや60Wなどなどいろんな明るさの電球があります。その中で、100Wの明るさとはどのくらいなの?と疑問持っている方はすくなくないと思います。
そもそも100W電球は、白熱球の明るさを示しています。昨今では白熱電球からLED電球に変わっていき、ワット数が格段に下がりました。
しかし、ワット数が下がったから明るさが落ちたわけではなく、消費電力を抑えながら明るさを維持することができた技術革新がLED電球です。
そのため白熱球とLED電球で明るさの基準が変わり、100W電球の明るさがより一層わかりにくくなっているように感じます。
そこでこの記事では、100W電球の明るさはどのくらいなのか?を解説していきます。
100Wの電球の明るさとは?
100Wの電球の明るさは、約1520lmです。
lm(ルーメン)とは明るさの単位のことを言い、光源から放出される全ての光の量(全光束)を表します。よくわからないですが、lm(ルーメン)の数値が高いほど明るくなることだけ認識しておきましょう。
あくまでもW(ワット)は、消費電力を表す単位ですので、明るさの単位ではないです。白熱電球時代は、明るさの尺度がわかりやすかったため、W(ワット)表記していました。しかし、LED電球が普及したことによって、消費電力(ワット)が低いのに”明るい”とのことで、本来の明るさの単位であるlm(ルーメン)が頻繁に使用されるようになりました。
以下で白熱球のワットとLED電球のルーメンの関係性を表したものを作ったので、これでどのくらいの明かりなのか認識できたらなと思います。
- 20W→170lm以上
- 30W→325lm以上
- 40W→485lm以上
- 60W→810lm以上
- 80W→1160lm以上
- 100W→1520lm以上
大体、100Wは60Wの明るさの倍あると考えていただければ、比較的想像しやすいかなと思いますが、実際つけてみてどう感じるかは人それぞれになります。
LED電球の場合は、”100W相当”といった表記がされています。
このように、100Wの明るさは、約1520lmであり60Wの倍ぐらいの明るさということです。
100Wの電球が必要なシーンやお部屋
100Wの電球が必要なシーンは、60Wや80Wでは暗いという状況であったり、明るさが必要な場所です。
例えば、リビングや勉強部屋・仕事部屋で明るさが必要な場合がありますね。動画クリエイターは、撮影時は周囲の明るさが大事になってくるので、そういったお部屋で。
100Wの電球一つでは、明るさはそこまでですが、いくつか電球をつけることでかなり明るくなります。ちなみにシーリングライトの明るさは、8畳用で、約3,200lm程度あるので、そのくらいを目指すなら100Wの電球を2つ以上は必要です。
注意点として、白熱球の100Wの場合は、照明が対応しているかしっかり確認しましょう。照明のどこかしらに、「60Wまで」「100Wまで」などと書いてあると思います。
また、LED電球(100W相当)の場合は、ワット数が10W台~10W台後半程度なので大体の照明は対応してます。ただ、照明自体に指定の電球があるようならしっかり確認しましょう。
このように、電球が必要な場所は、明るさが欲しいところですが、それはご自身の感覚に従って取り付けましょう。
まとめ
ここまで、100W電球の明るさはどのくらいなのか?を解説してきました。まとめると以下の通りです。
- 100Wは約1520lmで、ざっくり60Wの2倍。
- 100Wを使用する場合は、60Wや80Wでは暗いという状況
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。