60Wの電球の明るさと使う場所について解説!!

 

60Wの電球は、明るさはどのくらい?で、どこで使用すれば良い?などと入った疑問がある方は少なくないと思います。

白熱球では、主に40Wと60Wで「どっちがいいのだろう」と悩んだり、LED電球では、「〜W形相当」と訳のわからないことを言ってたりしますね。

そこで、この記事では、60Wの電球はどこで使用するべきか?とその明るさについて解説していきます。最後までご覧ください。

60Wの電球はどこで使えばいい?

60Wの電球は、明るすぎず、暗すぎない優しい灯りです。比較的、狭い空間にぴったりです。

例えば、玄関、廊下で使われることが多いです。また、リビングや寝室・お部屋のダウンライトの照明として使われることも多いです。

もちろん、明るさは好みなるので、トイレ照明を60Wにしても問題ないです。ただ照明が40W以下までの照明には、それ以上の電球はつけれないので注意が必要です。

このように、60Wの電球は、玄関、廊下など狭い空間に適しています。

明るさの単位はルーメン

現代では、蛍光灯やLEDは消費電力が低いにもかかわらず、明るい電球や照明が開発されたので、ワットではなく明るさの単位である「ルーメン(lm)」で表現されることが多くなりました。

白熱電球がメインの時代は、20W・30W・40W・60W・100Wなどといった「ワット(W)が大きくなるほど明るくなりますよー」と表現していました。

ワットとは消費電力のことで、明るさを示す単位ではないです。ただ、白熱電球では「ワット」を基準に明るさを判断するのがわかりやすかったため、そのような表現になっていました。

一方、ルーメン(lm)とは「光源から放たれる光の量を表す明るさの単位」とされています。要するに明るさと言うことです。

この、数値が大きいほど明るくなりますが、馴染みがないのでイメージがしにくいと思います。以下が、ワット(W)とルーメン(lm)を比べたものです。

  • 20W→170lm以上
  • 30W→325lm以上
  • 40W→485lm以上
  • 60W→810lm以上
  • 100W→1520lm以上

今だに、LED電球は「40W形相当」とか「60W形相当」といったような表記がされてますよね。相当って何よ?と思っている方もいられますが、「白熱球の40W・60Wぐらいの明るさですよ」ということをわかりやすく示してます。

このように、照明の明るさを示す単位は、ワット(W)ではなく、ルーメン(lm)で表現します。

お部屋にあった明るさを提案

ここからお部屋にあった明るさを提案していきます。参考程度にお好みに合わせて選択しましょう。

  • リビング・ダイニング・各部屋→「部屋の畳数×400lm」が基準。8畳の場合は、合計3,200lm程度
  • キッチン→手元がよく見える明るさが必要。3畳程度ならば、照明器具の明るさが合計1,200lm程度
  • 寝室→調光ができるタイプがおすすめ。間接照明など、薄暗い明るさを演出できるのが良い。
  • 廊下→足元が、見える程度で良い。60W相当で810lm程度
  • トイレ→狭い空間なので、落ち着いた灯りが良い。40W相当で485lm程度
  • 洗面所→洗面化粧台の専用のあかりもあるので、40W相当で485lm程度
  • 玄関→足元が見える明るさが欲しいので、60W相当で810〜1,160lm程度。
  • 玄関ポーチ→帰ってきた安心感や手元が見える程度。40W相当で485lm程度
  • 門灯→眩しくない優しい灯りで、表札の確認できるぐらいで良い。40W相当で485lm程度

こんな感じで、明るさの選択をしてください。また、LEDの場合は、色(電球色・昼白色・昼光色)も選択できます。色を変えるだけで雰囲気は相当変わるし、見え方も変わるので、ここの選定もしましょう。

このように、お部屋に適した明るさがあります。もちろん個人の好みではありますので、参考程度にしてください。

まとめ

ここまで、60Wの電球の電球についてや、明るさについて解説してきました。まとめると以下の通りです。

  • 60Wの電球は、玄関・廊下で使用されることが多い。
  • 明るさを表す表記は、ルーメン(lm)
  • 使う場所にあった明るさを選択する必要がある

照明は、リラックス効果・集中効果・その部屋の印象など様々な感覚を左右します。ご自身の生活にあった適切な明るさを追求しましょう。

ここまで読んでいただき、ありがとうございました。

それでは。