ダイニングの明るさはどうしようか?照明はどうしようか?と悩んでいる方は少なくないと思います。
ダイニングは主に食事をする場所なので、照明によってお料理が美味しく見えたり、おしゃれな空間になったりと明るさとインテリアとを兼ね備えた大事な照明です。
そこでこの記事では、ダイニングの電球の明るさの選び方や照明について解説していきます。
ダイニングの明るさはどのくらいが理想?
ダイニングで使用する電球の明るさは、部屋の広さや照明の数などによって変わります。そのため、以下のようにカテゴリーに分けて説明していきます。
- 部屋の広さ
- 照明の数や照明の種類
- 色の選択
ここから、それぞれ解説していきます。
部屋の広さ
そもそもダイニングとは、食事をする場所という定義です。似たものでリビングがありますが、くつろぐ・団らんする場所、という感じで分けられています。しかし、現在の主流ではLDKといったリビング、ダイニング、キッチンが一つになっているお部屋が多く、照明は複数必要です。
明るさの基準は、”畳数×400lm(ルーメン)”と言われています。ルーメンとは、明るさの単位であり白熱球と比べるとわかりやすいので以下にまとめました。
- 20W→170lm以上
- 30W→325lm以上
- 40W→485lm以上
- 60W→810lm以上
- 80W→1160lm以上
- 100W→1520lm以上
このような基準がありますが、部屋が広い場合は、複数の照明をつけましょう。例えば、LDKのお部屋で、20畳程度あるとしましょう。
その場合は、キッチンにベースライトの照明またはダウンライト複数、ダイニングにペンダントライトとダウンライトを複数。リビングにシーリングライト一つといった感じで照明を設置して、合計の明るさが大体、畳数×400lm(ルーメン)を意識して取り付けましょう。
このように、ダイニングは、キッチンやリビングと繋がっていることもありますが、基準は畳数×400lm(ルーメン)で照明を大体計算しましょう。
照明の数や照明の形
照明は、数や形で見た目の印象や明るさが変わります。
例えば、ダイニングテーブルにペンダントライトを複数設置したり、ペンダントライトでも、傘が透けないものだったり透けるものだったり、傘がないタイプだったり、シャンデリアを設置したりとかなりのバリエーションがあります。
ダイニングテーブルを照らす照明は、明るさとデザイン性が重要になります。お料理を美味しく見せるとおもに、インテリアとして空間にマッチしていたら、すごく素敵になる照明でもあります。
このように、ダイニングテーブルの照明は、数とデザインが重要であり見た目や明るさを左右する大事な照明なのです。しっかりと選ぶことが大事です。
色の選択
照明の色も見た目の印象や明るさを左右する上で、大事な要素です。照明の色は主に以下の通りです。
- 電球色→オレンジががかった色味
- 温白色→白とオレンジの間ぐらいの落ち着いた色味
- 昼白色→自然光に寄せた白っぽい色味
- 昼光色→青みがかった集中しやすい色味
このようなラインナップがありますが、明るく感じやすいのは昼白色や昼光色の色味です。しかし、ダイニングは何か作業をするより、主に食事をするところです。そのため、電球色で暖かい雰囲気の中、おしゃれ空間を演出することが個人的には好きです。
もちろん好みの話なので、自由に選択して納得しているかどうか?が大事です。他の方法として、ダウンライトは昼白色で、ダイニングテーブルのペンダントライトは電球色といった感じで使い分けるやり方もあります。
このように、色の選択も見た目や明るさを左右する大事な要素です。
まとめ
ここまで、ダイニングの電球の明るさや照明について解説してきました。まとめると以下の通りです。
- 部屋の広さ→畳数×400lm(ルーメン)を基準に明るさ選択
- 照明の数や照明の種類→ペンダントライトやシャンデリア、ダウンライトなど複数の照明を混ぜる
- 色の選択→色選びは好みだが、電球色がおすすめ
このように、ダイニングの照明はインテリアにも直結するので、周りとの調和も意識しながら納得の照明と明るさを見つけてください。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。