デスクライトの明るさは、どのくらいがいいの?そもそもデスクライトはなにがいいの?
と悩んでネットサーフィンしている方は、少なくないと思います。
安価なものや高価なデスクライトが販売されている中で、結局何がいいのか?は人それぞれになります。
ご自身の環境に合った、デスクライトを選ばないと、高かったのに満足いってないとか、やっぱり安かったからイマイチなのかなーといった失敗を繰り返すことななります。
そこでこの記事では、デスクライトの明るさと選び方を解説していきます。最後までご覧ください。
デスクライトの選び方
デスクライトは、さまざまな種類があって選び方は難しいです。ただ、以下の点を意識してもらえれば何を選べばいいか見えてきます。
- 形
- 明るさ
- 色温度
- 機能
ここから、それぞれ解説していきます。
形
まずは、形ですが、デスクライトは、主に以下の形があります。
- スタンドタイプ→シンプルに立てて使うライト。
- クリップタイプ→机などに挟むタイプ。
- クランプタイプ→机などに挟み、しっかり固定する
想像がしにくいと思うので、それぞれ簡単に解説していきます。
スタンドタイプ
スタンド型は、最も一般的な形で、机にそのまま置くという感じです。使い勝手が良く、光の角度を自由に変えられる良さがあります。ただ、どうしても場所をとるので、その辺は考えておきましょう。
このように机に置く、スタンドタイプがあります。
クリップタイプ
クリップという名前の通り、挟むというデスクライトです。机の場所もとらず、挟むだけなので移動も簡単です。机に厚みがある場合は、挟めない可能性もあるのでその辺はちゃんと確認しましょう。
このように、クリップタイプのデスクライトがあります。
クランプタイプ
最後にクランプタイプは、挟み込んで固定するというものです。クリップタイプと同様に、机の場所を取らないので、めいいっぱい机を使いたい方におすすめです。
クリップタイプとの違いは、厚みがあるものでも挟み込めるのと、しっかり固定することができる点です。しかし、クリップタイプのように簡単に移動はできないという特徴があります。
このように、クランプタイプのデスクライトがあります。
明るさ
デスクライトは、明るすぎず暗すぎない以下の程度がおすすめです。
- LEDでは300~400ルーメン
- 白熱球では30~40ワットぐらい
明るすぎると、テーブルからのはねかえりで逆に見づらくなったり、暗すぎると意味がなかったりするので、ある程度の明るさがいいです。
この、跳ね返りの明るさを照度といいます。机であったり、本であったり見ているものから光が跳ね返る明るさのことを言い、単位はルクス(lx)で表現しています。
ルクス(lx)は、デスクライトの高さ向きで変わります。つまり、変動するということです。例えば、お部屋についている、シーリングライトがあるとします。
シーリングライトから遠い部屋の角でメモ書きを見るのと、真下で見るのとでは見え方が違い、真下で見る方が鮮明に見えます。つまり照明に近ければ近いほど、ルクス(lx)は高くなります。そして、照明自体の明るさ(ルーメン)が高ければ、ルクスも比例して高くなります。
大体、精密な作業をしている場合には300ルクス以上のデスクライト、 普通の作業の場合には150ルクス以上、それ以外の作業は70ルクス以上程度、学習用デスクライトとして購入される方は、400ルクス以上あたりが良いと言われます。
ただ、デスクライトと机の距離感でルクスは変動するので、そこまで気にせずに感覚で調整しながら使用しましょう。
このように、LEDでは300~400ルーメン、白熱球では30~40ワットあたりの明るさを選びましょう。ルクスに関しては、調整しながら使用する照度に考えておきましょう。
色温度
色温度とは、電球の色合いのことで、ケルビン(K)と表現します。
ケルビン(K)の値が低いと、赤みがかった黄色のあたたかい色合いになり、ケルビン(K)が高いと、青や青緑といった寒色系で白色に近くなります。電球の色は、「電球色」「温白色」「昼白色」「昼光色」といった分け方をされすことが多いです。以下のような感じになります。
- 電球色…約2700~3250K(3000K)→オレンジ色で暖かみのある色合いです。
- 温白色…約3200~3800K(3500K)→オレンジと白色の中間あたりの色合いです。
- 昼白色…約4600~5500K(5000K)→日中の太陽光に近い白っぽい色合いです。
- 昼光色…約5700~7100K(6500K)→白を超えて、少し青みがかった色合いです。
ケルビンが低いとリラックス効果が高くなり、ケルビンが高いと、集中できると言われています。
そのため、学習用デスクライトとしては、昼白色(約5,000K)あたりのものがいいでしょう。リラックスする環境を作りたいという方は、色温度の低い電球色(約3,000K)あたりが良いでしょう。
また、演色性にも注目することも大事です。
演色性とは、太陽光を100としたとき、照らしている光が自然光にどれだけ寄せることができるかを表現しています。単位はRaで表現し、太陽の光はRa100です。基本的に、自然光に近い物ほど目への負担が少ないと言われているので、なるべく高い演色性を選びましょう。
細かいお仕事や勉強をしている方々にとって、おすすめはRa80以上です。
このように、どのような目的で使用するのか?によって、色温度ケルビン(K)や演色性を選んでいきましょう。
機能
機能面でここを抑えておくと、満足度が上がる項目を紹介していきます。
- 電源方法
- アームの可動域
ここからそれぞれ解説していきます。
電源方法
電源方法は、以下の3つがあります。
- コンセント式
最も一般的な電源供給式で、コンセントに挿して使用するものです。机の近くにコンセントがないと電源タップなどで延長しなくてはいけないことになるので、しっかり確認しておきましょう。
- USB給電式
USB給電式は、パソコンやモバイルバッテリーなどにUSBコネクタを差し込んで使用するものです。
停電が発生した時や屋外などで、コンセントからの電源供給を必要としないので、緊急時に便利なタイプです。
- コードレス(充電式)
あらかじめ充電しておくことで、コードレスでの利用ができるデスクライトもあります。コードのわずらわしさがないので、移動が非常に楽ですね。
コードレスなので、コンセントが近くにない環境(屋外や出先)でも利用できます。
このように、ご自身のデスクライトの使用状況を考えて電源方法をチェックしておきましょう。
アームの可動域
デスクライトの選び方として、アームの可動域で選ぶ方法もあります。アームの可動域が広い商品であれば、高さ調整や角度調整で、見やすい位置に調整できます。
また、アームの可動域や精度は、比較的デスクライトの金額に比例する傾向にあるので、値段が高い商品ほどスムーズに稼働して安定性があります。
このように、どのようにデスクライトを利用するかによって、アームの可動域なども着目していきましょう。
まとめ
ここまでデスクライトの選び方を紹介してきました。まとめると以下の通りです。
- 形→スタンドタイプ、クリップタイプ、クランプタイプは、環境に応じて決めましょう。
- 明るさ→300~400ルーメン程度の明るさ
- 色温度→学習用なら、昼白色(約5,000K)あたり。リラックスであれば、電球色(約3,000K)あたり。
- 機能→電源方法とアームの可動域は、使用環境によって決めましょう。
このような判断基準を決めて、ご自身に合ったデスクライトを見つけてください。
少しでも参考になれば幸いです。
それでは。