「門灯(もんとう)? ポーチ灯? どっちも玄関の電気のことじゃないの?」 カタログや見積もりを見て、そう疑問に思ったことはありませんか?
名前は似ていますが、実はこれ、設置する「場所」によって呼び方が違うだけなんです。
この記事では、意外と知られていない「門灯」と「ポーチ灯」の違いについて、電気のプロが簡潔に解説します。 どちらも家の顔となる大切な照明ですので、ぜひ役割の違いを知っておいてください。
門灯とポーチ灯、決定的な違いは「場所」
結論から言うと、この2つの違いは「照らす場所(設置場所)」です。
ざっくり分けると、以下のようになります。
- 門灯:敷地の入り口(門柱・表札まわり)
- ポーチ灯:玄関ドアのすぐ前(屋根の下など)
それぞれの役割を詳しく見ていきましょう。
1. 門灯(門柱灯)とは?

家の敷地に入るところ、つまり「門柱」や「表札」付近に設置される照明のことです。
- 主な役割:表札を見やすくする、家の場所を知らせる、防犯(結界の役割)。
- 形状:門柱の上にちょこんと乗るタイプ、壁に付くタイプ、ポール(棒)タイプなど。
ここが明るいと、遠くから見た時に「あ、いい雰囲気の家だな」という印象を与えられます。
2. ポーチ灯(玄関灯)とは?

玄関ドアを開ける時、自分が立つスペース(玄関ポーチ)を照らす照明のことです。
- 主な役割:鍵穴を見やすくする、足元の段差での転倒防止、「帰ってきた」という安心感。
- 形状:玄関ドアの横や、上の天井(ダウンライト)に付くことが多いです。
ここが暗いと、鍵を探すのにスマホのライトが必要だったり、段差につまずいたりと、生活する上でかなり不便です。
門灯とポーチ灯は「光センサー」が最強
「違いはわかったけど、毎日2箇所もスイッチを入れるのは面倒…」 そう思ったあなた、正解です。
門灯とポーチ灯は、「光センサー(明暗センサー)」で自動化することを強くおすすめします。
外の照明は、暗くなってから本領を発揮しますが、 「暗くなってきたからスイッチ入れなきゃ」 「もう誰も帰ってこないから消さなきゃ」 と、毎日人間が管理するのは正直めんどくさいですし、絶対に忘れます。
光センサーにしておけば、以下のように勝手にやってくれます。
- 夕方、暗くなったら自動点灯
- 朝、明るくなったら自動消灯
これなら「つけ忘れ・消し忘れ」がゼロになりますし、旅行などで家を空ける時も夜になれば勝手に電気がつくので、「あ、この家は人がいるな」と泥棒に思わせる(防犯対策)ことにも繋がります。
センサーにする方法は、主に2通りあります。
-
センサー内蔵型の照明器具を選ぶ→照明器具自体にセンサーが組み込まれているタイプ。交換するだけでOK。
-
壁に「光センサー(EEスイッチ)」を別でつける→建物の壁などにセンサー単体を設置し、照明と連動させる方法。

「うちはどっちがいいの?」という場合は、配線の状況によって変わる(センサースイッチが後付けできないパターンもある)ので、電気屋さんと打ち合わせをして決める必要があります。
このように、門灯と玄関ポーチは、光センサがついていると、つけ忘れ消し忘れがなくなり非常に便利です。また、留守の場合でも作動するので、防犯面においても優れています。
まとめ
ここまで、門灯とポーチ灯の違いについて解説してきました。 まとめると以下の通りです。
- 門灯:道路と敷地の境界(門・表札)を照らす照明。
- ポーチ灯:玄関ドアの前(鍵・足元)を照らす照明。
- 共通点:どちらも「家の顔」であり、「防犯」の役割がある。
- おすすめ:スイッチ操作不要の「光センサー」にするのが一番便利!
名前は違いますが、どちらも家族の安全と、家の外観を彩る重要な「あかり」です。 これから設置や交換を検討されている方は、ぜひ「自動化」も含めて考えてみてくださいね。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。

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