漏電している原因が、門灯だった!なぜ、門灯漏電したの?と疑問に思っている方が、この記事に辿りついたと思います。
基本的に漏電の原因は、「水」です。電気はとにかく水に弱いです。純水・超純水と言われるものは、電気を通しにくいですが、不純物が入っている雨や水道水、その辺の水は全て電気を通しやすいです。
では、水がどのような経路で、漏電を起こしすのでしょうか?
この記事では、門灯が漏電する3つの原因について解説していきます。
門灯が漏電する3つの原因
門灯が漏電する原因は、以下の3つが考えられます。
- 照明のカバーに水が溜まって漏電してる
- 照明が壊れて漏電してる
- 配線が劣化し、漏電している
ここから、それぞれ解説していきます。
照明のカバーに水が溜まって漏電してる
照明カバーに水が溜まって漏電しているケースです。これは、照明カバーのパッキンが劣化したり、シーリングが劣化していたり、そもそもシーリングがしていないために水が侵入することが挙げられます。
門灯の壁面についている照明で起こりやすく、以下のような感じのケースです。(写真がなかったのでポーチ灯の写真)
カバー内部で、電球に触れるほど水が溜まると漏電します。
気づかないうちに水が溜まってたなんてこともあるので、よく確認してください。
このように、照明カバーに水が溜まって漏電してるケースがあります。
照明が壊れて漏電している
照明自体が、壊れて漏電している可能性があります。
門灯照明は、自然環境の影響をもろに受けているため、劣化のスピードは屋内照明よりも早くなります。また、海沿いでは塩害の影響も受けたりして、予想より早く壊れてしまうことがあります。
以下の写真は、スポットライトですが、塩害の被害でこんなことになってました。
このように、照明が壊れて漏電していることがあります。
配線が劣化し、漏電している
配線は劣化し、漏電を起こすことがあります。特に、地中での配線ジョイント部は、結露が生じやすく漏電する原因はこのパターンが多いです。
以下の写真は、地中でジョイントしてあり、湿気や結露でジョイント部は変色していました、このジョイント部が原因で漏電していました。
また、以下の写真は、ジョイントボックスを使用せずに地中でジョイントしていたため、ここで漏電していました。
また、配管を利用しない配線は劣化が起きやすく、太陽や雨に長い時間さらされ、被膜が劣化しボロボロになってきます。中の心線(銅線)が見えてくると危険ですし、漏電します。以下の写真は、屋上を配線している電気ケーブルです。
上のような状況は、長い時間かけて起こった現象です。築古にお住まいの方は、目に見える配線はチェックすることをお勧めします。
このように、配線は劣化します。特に漏電が疑われる箇所は、地中でのジョイント部であることが多いです。
まとめ
ここまで、門灯が漏電する3つの原因について解説してきました。まとめると以下の通りです。
- 照明のカバーに水が溜まって漏電してる
- 照明が壊れて漏電してる
- 配線が劣化し、漏電している
このような原因があります。実際、電気工事士の資格がないと配線はさわれないので、ご自身でできない方は、業者に早めに依頼しましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。