「お風呂の電球、どれを選べばいいの?」
「浴室にLED電球を付けたいけど、明るさや対応がよくわからない…」
こんなふうに、浴室の電球の選び方で迷っている方はかなり多いと思います。
今は、白熱電球からLED電球への交換が主流ですが、
- 間違ったLED電球を選ぶと、寿命が極端に短くなる
- お風呂用ではない電球を使って、不具合や故障の原因になる
- 「暗い」「まぶしすぎる」「色が違う」と後悔する
といった失敗も起きがちです。
そこでこの記事では、お風呂(浴室)の電球の選び方と、ちょうどいい明るさ・色・配光角の考え方を、できるだけ分かりやすく解説していきます。
お風呂の電球選びでチェックすべきポイント

浴室の電球を選ぶときは、ざっくり言うとこの5つをチェックすればOKです。
- 口金サイズは合っているか?
- お風呂(密閉型器具)対応か?
- 明るさはどうするか?(何ワット相当 / 何ルーメン)
- 光の色(色温度)はどうするか?
- 配光角(光の広がり方)はどうするか?
ここから、順番に見ていきます。
① 口金サイズは合っているか?

まずは超基本ですが、「口金(くちがね)のサイズがあっているか?」です。
電球には、ソケットにねじ込む金属部分のサイズがあり、日本の住宅でよく使われるのは主にこの2種類です。
- E26 … 大きめの一般的な電球サイズ
- E17 … 小型の電球によく使われるサイズ
お風呂の照明は、E26が使われているケースが多いです。
必ず今ついている電球を一度抜いて、
- 口金に「E26」や「E17」と刻印されていないか
- 似たサイズでも、微妙に違うものを選んでいないか
をチェックしてから購入しましょう。
この「口金サイズ」が合っていないと、そもそもソケットに入らない or ガバガバですぐ落ちるので、真っ先に確認しておきたいポイントです。
② お風呂対応(密閉型器具対応)のLED電球か?
次に大事なのが、「お風呂対応かどうか」=密閉型器具対応かという点です。
浴室の照明は、以下の特徴があります。
- 電球の周りをカバーで完全に覆っている
- 湿気や水が入りにくい構造になっている
ことが多く、これは「密閉型器具」と呼ばれます。
このタイプの器具に、普通のLED電球を入れてしまうと、
- 熱がこもりやすく、寿命が極端に短くなる
- 最悪、不具合や故障の原因になる
といったリスクがあります。
LED電球のパッケージ裏を見ると、だいたいこんな感じで書いてあります。赤で囲っているところです。

お風呂で使う場合は、
「浴室・密閉型器具 対応」のLED電球
と書いてあるものを選びましょう。
また、屋外の玄関灯・勝手口の照明なども、同じく密閉型器具が多いので、「屋外OK」「密閉型OK」の表記がある電球を選ぶのが安全です。
このように、密閉型器具対応かしっかりチェックしましょう。
③ お風呂の電球の明るさはどのくらいが目安?
一般的な住宅の浴室なら、40W〜60W相当の明るさが使われているケースが多いです。
LED電球でいうと、
- 40W相当 → 約485ルーメン(lm)
- 60W相当 → 約810ルーメン(lm)
ぐらいが目安です。
僕の感覚では、
- LED電球:60W相当(約810lm)→ 「程よく明るくて、洗い残しや汚れも見えやすい」
- リラックス重視で暗めがいい→ 40W相当(約485lm)でもアリ
といったイメージです。
ただ、同じ電球でも、意外と周りの条件で体感の明るさは変わります。
- 壁・天井が白っぽい浴室→ 光が反射しやすく、実際より明るく感じる
- ダークグレーや濃い色の浴室→ 光を吸収してしまうので、同じ電球でも暗めに感じる

また、年齢を重ねると「前と同じ明るさなのに、なんだか暗く感じる…」ということも普通にあります。
迷ったら、少し明るめ(60W相当)からスタートしてみて、
それでも「まぶしい」と感じるなら40W相当に落とす、くらいでOKです。
このように、明るさは60W相当がおすすめだが、浴室内の壁の色によって明るさの感じ方は変わります。また、高齢になると明るさの感じ方が変わるので、その状況に合わせて電球を選びましょう。
④ お風呂の電球の色はどうする?(電球色・昼白色など)

LED電球は、光の色(色温度)も選べます。
よくあるラインナップは、この4種類です。
- 電球色 … オレンジがかったあたたかい色
- 温白色 … 電球色と白色の中間くらい
- 昼白色 … 太陽光に近い、自然な白さ
- 昼光色 … 少し青みがかったシャープな白
お風呂の電球でおすすめなのは、電球色か昼白色です。
- 電球色
→ リラックス感があり、湯船につかってゆっくりしたい人向け - 昼白色
→ 肌や汚れが見やすく、さっぱりした印象が好みの人向け
温白色もかなり良いバランスの色なのですが、店頭ではあまり見かけないことが多く、ネット購入向きです。
昼光色(青白い光)は、勉強部屋や作業スペース向けで、浴室にはあまり向きません。
結論:
リラックス重視 → 電球色
見やすさ・清潔感重視 → 昼白色
で選ぶと、ほとんど失敗しないと思います。
⑤ 配光角はどうする?(光の広がり方)
最後は、意外と見落とされがちな「配光角(はいこうかく)」です。
配光角=LED電球がどのくらいの角度まで光を広げて照らすか?
LED電球には、だいたいこんなラインナップがあります。

- 約140°
- 約180°
- 約260° など
数字が大きいほど、光が広く拡がるイメージです。
浴室の照明は、
- 天井面のダウンライト
- 壁付けのブラケットライト
などが多いですが、個人的には、配光角は一番広い「約260°」のタイプがおすすめです。
理由はシンプルで、
- 広く明るく照らしてくれる
- 「あれ、思ったより暗い…」という失敗を避けやすいからです。
逆に、140°など狭い配光角のLEDを知らずに選んでしまうと、
- 電球の正面だけ明るく、周りが暗い
- 下の方や隅が暗く感じる
といった「なんか暗い…」現象が起きがちです。
配光角で迷ったら、
「白熱電球に近い広さの約260°」を選んでおけばまず安心です。
このように、LED電球は照らす範囲を選択できる配光角というものがあるので注意しましょう。
お風呂の電球選びのまとめ
最後に、浴室・お風呂の電球選びのポイントをまとめます。
- 口金サイズ
→ E26かE17か、今ついている電球を必ず確認する - 密閉型器具・浴室対応か
→ 「密閉型器具対応」「浴室対応」と書かれたLED電球を選ぶ - 明るさ
→ 目安は60W相当(約810lm)
→ 壁の色や年齢によって体感が変わるので、必要に応じて40W相当に調整 - 色(色温度)
→ リラックス重視:電球色
→ 見やすさ重視:昼白色 - 配光角
→ 基本は約260°の広配光タイプを選べば「暗い」失敗を防ぎやすい
この5つを意識して選べば、
お風呂の照明で「失敗した…」となる可能性はかなり減らせます。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
参考になれば幸いです。
それでは。

コメント