ゲーム機を繋いでも画面が真っ暗なまま…」 「レコーダーの音はするのに映像が出ない!」
テレビと外部機器を繋ぐ「HDMIケーブル」。1本で映像も音も送れる便利なケーブルですが、実は非常にデリケートです。 特に最近の4Kテレビや高機能なゲーム機では、ケーブルの「質」や「相性」で映らなくなるトラブルが急増しています。
この記事では、現役の電気工事士が「HDMIが映らない時にチェックすべき8つの項目」と、意外と知られていない「正しい接続の順番」を解説します。
【即実践】まずは「HDMIハンドシェイク」を疑おう
HDMIが映らない時、真っ先に試してほしいのが「接続のやり直し」です。
HDMIは機器同士が「今から映像を送るよ」「OK、受け取るよ」という通信(ハンドシェイク)を行っています。この通信に失敗すると、ケーブルが繋がっていても映りません。
そのため、以下のリセットを試しましょう。
- テレビと接続機器(レコーダー等)の両方の電源を切る。
- 両方のコンセントを抜く。
- HDMIケーブルを一度抜き、挿し直す。
- 「テレビ」→「接続機器」の順に電源を入れる。
この順番で立ち上げることで、機器同士の「挨拶」が正しく行われ、映ることが多いです。
HDMIが映らない8個の原因
HDMIが映らない場合は、以下の8個の原因が考えられます。
- 入力切替のミス
- 接続機器の電源・スリープ状態
- HDMIケーブルの接触不良(半挿し)
- HDMIケーブルのバージョン違い
- 端子(ポート)側の故障
- ケーブルの断線
- テレビ・接続機器の一時的なエラー
- 著作権保護(HDCP)の干渉
ここからそれぞれ解説していきます。
1. 入力切替のミス

リモコンの入力切り替えが、間違っているだけの場合があります。
単純ですが、一番多い原因です。テレビ背面の「HDMI 1」に挿したのか「HDMI 2」なのかを物理的に確認し、リモコンの「入力切替」で正しく選択しましょう。
2. 接続機器の電源・スリープ状態

そもそもレコーダーの電源が入っていなかったり、パソコンやゲーム機がスリープ(待機状態)になっていませんか?
機器側のランプが「起動中」の色になっているか確認してください。
3. HDMIケーブルの接触不良(半挿し)
HDMI端子は意外と重みで抜けやすいです。特に壁掛けテレビなどでケーブルが引っ張られていると、見た目は挿さっていても「半挿し」状態で通信エラーになります。
4. HDMIケーブルのバージョン違い

「古いケーブルを使い回していませんか?」 4KテレビやPS5などの最新機器には、「プレミアムハイスピード」以上の規格のケーブルが必要です。
古いケーブル(Ver.1.4など)だと、情報量を処理しきれず画面が暗転したりノイズが出たりします。
5. 端子(ポート)側の故障

テレビ側の特定の差し込み口(例えばHDMI 1)だけが壊れていることがあります。隣の「HDMI 2」などに差し替えて映るか試してみてください。
6. ケーブルの断線
HDMIケーブルの内部は非常に細い線の束です。急角度で曲げたり、家具で踏んだりすると簡単に断線します。予備のケーブルがあれば交換してテストしましょう。
7. テレビ・接続機器の一時的なエラー
テレビ自体のシステムがフリーズしていることがあります。「コンセントを抜いて5分待つ(放電)」を試してください。
8. 著作権保護(HDCP)の干渉
HDMIには不正コピーを防ぐためのガード機能「HDCP」が備わっています。
このことによって、規格が合わない、古い分配器(スプリッター)やモニターを間に挟んでいると、この機能が誤作動して映像を止めてしまうことがあります。
まずは「テレビに直接つなぐ」こと。これで映るなら、原因は間に挟んだ機器にあります。
まとめ
HDMIが映らない時のチェックリストをまとめます。
- 「テレビ→機器」の順で電源を入れ直す(ハンドシェイク)
- 入力切替と電源ランプを確認する
- ケーブルを別の端子に挿し替えてみる
- 4K対応などの「規格の新しいケーブル」に変えてみる
「配線を変えてもどうしても映らない!」「壁の中に配線を通したいけど、どのケーブルがいいかわからない!」といったお悩みは、プロの出番です。 お近くの電気工事店(木村メンテナンスなど)までお気軽にご相談ください!
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。


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