「夜、家に帰ったら門灯がついていない…」 「スイッチを入れても反応しない。電球が切れただけ?」
門灯が急につかなくなると、玄関周りが暗くて足元が危険なだけでなく、防犯面でも不安になりますよね。
「ただの電球切れだろう」と思って電球を交換しても直らない場合、原因は他にも考えられます。門灯は屋外にあるため、雨風の影響を受けやすく、意外とトラブルが多い設備なのです。
この記事では、電気設備のプロの視点から、門灯がつかなくなる主な5つの原因と、自分でできるチェック方法、そして業者に依頼すべきケースについて分かりやすく解説します。
門灯がつかなくなる主な5つの原因

門灯がつかない原因は、単純なものから専門的な修理が必要なものまで多岐にわたります。主な原因は以下の5つです。
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電球・蛍光灯の寿命(電球切れ)
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門灯器具本体の故障
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光センサースイッチ(EEスイッチ)の故障
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壁スイッチの故障
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配線の劣化や断線
ここから、それぞれの原因と、どのように対処すれば良いかを順に解説していきます。
①電球・蛍光灯の寿命(電球切れ)
最も可能性が高く、最初に疑うべき原因です。 電球や蛍光灯には寿命があり、いつかは必ず切れます。
【チェック方法と対処】
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門灯のカバーを外し、現在使われている電球の種類(口金のサイズ、ワット数、LEDか蛍光灯かなど)を確認します。

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同じ規格の新しい電球を用意し、交換してみましょう。
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これで点灯すれば、単純な電球切れだったということです。
まずは、この最も簡単な方法を試してみてください。
このように、門灯がつかない原因は複数考えられますが、電球切れでつかない可能性があります。
②門灯器具本体の故障
電球を新しく交換してもつかない場合は、照明器具本体の故障が疑われます。 長年の使用で内部の部品が劣化したり、雨水が侵入してショートしたりすることがあります。
【プロの診断方法(参考)】 器具が故障しているかどうかの判断は、専門的な知識が必要です。 電気工事士は、「テスター」という測定器を使い、器具の接続部分(ジョイント部)まで正常に電圧(電気)が来ているかをチェックします。

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電圧が来ているのに点灯しない → 器具本体の故障(器具の交換が必要)
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電圧が来ていない → 器具より手前のスイッチや配線に原因がある
※テスターによる電圧測定は感電の危険を伴うため、一般の方は行わず、電気工事のプロに依頼してください。
このように、照明の故障の可能性があります。しかし、その判断はテスターが必要になるので業者に頼むか、電気工事士の資格保有者であれば、テスターで電圧を測ってください。
③光センサースイッチ(EEスイッチ)の故障
「周りが暗くなると自動で点灯し、明るくなると消灯する」という便利な機能が付いている場合、そのセンサー(光センサースイッチ、通称EEスイッチ)が故障している可能性があります。
以下のような、光センサースイッチがあります。これらが外壁についているようなら、EEスイッチで照明を制御しています。

このセンサーが故障すると、「暗くなった」という信号が正しく送られず、門灯に電気が流れなくなってしまいます。この場合、センサー本体の交換が必要です。
※照明器具自体にセンサーが内蔵されているタイプもあります。
このように、光センサスイッチが故障していることによって、門灯照明がつかない可能性があります。
④壁スイッチの故障
玄関の中にある壁スイッチで門灯を操作している場合、そのスイッチ自体が故障している可能性もあります。

スイッチにも寿命があります。一般的に約10年、または開閉回数約1万回が目安と言われており、長年使っていると内部のバネや接点が劣化して反応しなくなることがあります。
この場合は、壁スイッチの交換が必要です。
このように、スイッチの故障で照明がつかないパターンもあります。
⑤配線の劣化や断線
門灯までの電気配線そのものが、劣化したり切れたりしているケースです。
屋外の配線は、地中に埋められていたり、外壁に露出していたりするため、雨水や土壌の影響を受けやすい環境にあります。経年劣化で被覆が破れてショートしたり、接続部分に水が侵入して漏電したりすることがあります。
以下の写真は、配線が水に浸かって劣化してました。
この場合、漏電箇所の特定や、配線の引き直し、接続部分の防水処理やり直しなど、大掛かりな電気工事が必要になります。
このように、外的要因で配線の劣化により漏電を起こし、門灯がつかないことがあります。
まとめ
門灯がつかない原因は、一つではありません。まとめると以下の通りです。
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まずは「電球交換」を試してみる
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それでもダメなら、器具、センサー、スイッチ、配線のいずれかが原因
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原因の特定や修理には、電気工事士の資格と専門知識が必要な場合が多い
「電球を変えても直らない」「原因が分からないので見てほしい」という場合は、無理に自分で触らず、木村メンテナンスまでお気軽にご相談ください。プロの技術で原因を特定し、安全・確実に修理いたします。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。



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