天井の照明が急につかなくなって、「電球かな?」と電球変えてもつかなくて、焦っていませんか?
照明がつかなくなる原因は、いくつかあります。
これがわかっていれば、無駄に業者に依頼しなくても解決できることは多いです。
この記事では、天井照明がつかなくなる4つの原因と対処法を紹介していきます。
ブレーカーが落ちている
照明がつかない原因として、ブレーカーが落ちている場合があります。
家全体が停電しているのならば、すぐに「おかしいぞ」と気づきますが、特定のお部屋だけの停電では、気づかないことがあります。
その場合、安全ブレーカーと言われる、各お部屋専用のブレーカーがありますので、そこをまず確認しましょう。以下の赤枠で囲った部分が安全ブレーカーです。
ここが落ちている場合は、レバーを上げて復旧しましょう。安全ブレーカーが落ちる原因は、基本的に電気の使いすぎが原因です。
このように、まずはブレーカーを確認して、落ちているようなら上げましょう。これで解決する場合があります。
電球が切れている
照明がつかない原因は、やはり電球切れの可能性が高いです。照明は、以下の3種類があります。
- 白熱電球
- 蛍光管
- LED
ここでは特に電球切れが多い、白熱電球と蛍光管の解説をします。
白熱電球の場合
照明がつかない原因として、電球切れの場合です。
これは、一番最初に疑うことではないでしょうか。白熱電球の場合は、1,000~2,000時間程度の寿命しかないので、よく電球切れになります。
白熱電球は電球切れの兆候がないので、いきなり照明がつかなくなります。
近年ではLED電球が普及しており、40000時間とかなり長寿命ですので、LEDに交換すれば電球交換の頻度はかなり減りますね。
このように、白熱球は寿命が短いので、電球切れの可能性はよくあります。また、蛍光灯の場合は2つ注意点がありますので、以下で説明します。
蛍光管の場合
蛍光管の寿命は約6,000~12,000時間です。蛍光管は照明が切れる前のサインがあります。また、蛍光管の寿命、またはグローランプの寿命の2パターンありますので、それぞれ説明していきます。
蛍光管切れのサイン
蛍光管は切れる前に、いくつかのサインがあります。
- 照明が暗くなる
- チカチカ点滅する
- 蛍光管の端が黒くなる
このようなサインが見られたら蛍光灯の寿命が近づいている証です。また、照明が切れて、蛍光管の端が黒くなっていたら照明切れの可能性は高いです。
黒くなっていたら、まずは蛍光管を交換しましょう。
グローランプ
見逃しがちなのは、グローランプが原因の場合です。グローランプは、蛍光管を点灯させる際に使われる器具である。以下の写真です。
グローランプも寿命があるので、これが切れていたら照明はつきません。交換のサインとしては、
- 点灯に時間がかかる
このようになったら交換が必要です。そもそも蛍光管を交換するタイミングで、グローランプも一緒に交換することをおすすめします。
蛍光管を変えたけども、照明がつかない場合はグローランプがついているか確認し、交換してみましょう。
照明器具の故障
次に、照明がつかない原因として、照明器具が壊れている可能性があります。
照明器具も寿命があるので、大体10年以上使用していたら故障は十分にありえます。
電球を交換してもつかない場合は、照明器具の問題かスイッチの問題になってきます。
このように、照明器具の故障が考えられるので、交換を検討しましょう。
スイッチの故障
最後に、照明がつかない原因は、スイッチの故障がありえます。「カチャカチャ」と切り替えられている感覚がなければスイッチの故障です。
大体1万回のOn/Offでおかしくなってくると言われています。約10年目安で故障してきます。また、古いタイプのフルカラーと呼ばれるスイッチは、体感的に長持ちするように感じます。以下のスイッチです。
しかし、コスモスイッチという比較的新しいスイッチは、寿命が短いように感じます。
以下のスイッチです。
このように、スイッチの故障で照明がつかない可能性があり、交換には電気工事士という資格が必要なので、専門業者に依頼しましょう。
まとめ
ここまで、天井照明がつかない4つの原因を解説してきました。まとめると以下の通りです。
- ブレーカーが落ちている
- 電球が切れている
- 照明器具の故障
- スイッチの故障
このような代表的な原因が考えられますが、違うパターンもあります。まずはできる範囲の確認をして、それでもわからないようなら電気業者に依頼しましょう。
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。