ウォシュレットが漏電してる?ウォシュレットの操作が効かない、ノズルが使えないなど、様々な不具合が生じることがあります。
現代人にとっては、ウォシュレットは生活に欠かせないものになっているので、壊れてしまうと不便を感じますね。
ただ、何も試さないで「壊れてる」という判断は時期早々です。意外と、治ってしまうこともあります。
この記事では、ウォシュレットの漏電についてやウォシュレットの5つの不具合が起きやすい箇所と対応方法を解説していきます。
ウォシュレットが漏電する原因
ウォシュレットは、水を扱う機器なので漏電しやすいです。
そもそも家電製品は、経年劣化で漏電は起きてしまうことがあります。特に電気は水に弱いので、水を扱う家電製品は、漏電のリスクは高いです。
なぜならば、水は電気を通しやすいため、配線や基盤に水がかかってしまうとショートを起こしたり、電気を漏らしたりしてしまうからです。
漏電調査の際に、洗濯機・IHクッキングヒーターのグリル部分・食洗機・ウォシュレットなどの水を使う家電製品が原因の漏電はしばしばあります。
漏電チェック方法として、ウォシュレットのコンセントをさすと、漏電ブレーカーが落ちる場合はウォシュレットが漏電してます。
このように、水を扱うウォシュレットは、そもそも漏電のリスクが高い機器であることを認識する必要があります。そのために、アースを設けているので、しっかり繋いでおきましょう。
ウォシュレットの5つの不具合パターン
ウォシュレットは、不具合が起きやすいパターンがあります。それは以下の通りです
- 電源がつかない
- リモコンが使えない
- ノズルが出てこない
- お湯が出てこない
- 水漏れが発生している
ここからそれぞれ解説していきます。
①電源がつかない
ウォシュレットの電源がつかないパターンがあります。この場合は、まずプラグがきちんと挿さっているかを確認しましょう。
プラグが問題なければ、ブレーカーが落ちていないか確認しましょう。
それも問題なければ、電気系の故障になるので、買い替えや修理が必要になります。
専門業者に依頼しましょう。
このように、電源がつかない場合は、プラグ・ブレーカーの確認をしましょう。それらが問題ないのであれば、ウォシュレットが壊れています。
②リモコンが使えない
リモコンが使えないパターンは、電池切れの可能性があります。リモコンは、基本的に電池で稼働しています。
そのため、電池が切れるとリモコンが使えなくなるので、定期的に電池交換が必要になります。ちなみに、液晶画面に電池の残量が表示されているものがほとんどなので、そこの確認をしておき残量が減っているようなら早めに交換しましょう。
[電池の交換のやり方]
壁掛けのリモコンの場合→リモコンはベース(土台)に引っかかっているだけなので、上に持ち上げるようにして外しましょう。リモコンの裏に電池が入ってるので、交換しましょう。
しかし、電池交換でも治らない場合は、基盤が壊れている可能性が高いので、リモコン自体の交換が必要になると思われます。
その場合は、メーカーに問い合わせてください。
このように、リモコンが使えない場合は、電池切れの可能性が大きいです。電池交換してみましょう。また、リモコン自体の故障も考えられます。
③ノズルが出てこない
ウォシュレットのノズルが出てこないパターンがあります。この場合は、本体の運転スイッチなどのランプが点灯しているか確認しましょう。
電源が入っているのに出てこない場合は、汚れなど付着物が原因のこともあります。その場合は手動でノズルを取り出し、ブラシなどできれいにしましょう。
それでも動かないようなら、故障しています。交換か修理が必要になります
このように、ノズルが出てこない場合は、汚れの可能性があります。
④お湯が出てこない
ウォシュレットからお湯が出てこないパターンがあります。この場合は、プラグを挿し直してみましょう。一時的な不具合なら、それだけで治ったりします。
それでもお湯が出ない場合は、設定の確認をしましょう。節電モードになっていないか?温水設定が低すぎないか?を確かめてみてください。これで改善されないようなら、温水をつくるサーモスタットの故障や、電熱線の断線、あるいは本体の故障が考えられます。
その場合は、交換か修理が必要になります。
このように、お湯が出ない場合は、プラグの挿し直し、設定の見直しをしてみてください。それらが問題なければ、ウォシュレットの故障です。
⑤水漏れが発生している
ウォシュレットから水漏れが発生しているパターンは、故障の可能性が高いです。ウォシュレットに繋がる止水栓を最初に閉めて電源を抜き、業者に依頼しましょう。
水漏れは、ジョイントの金具が緩んでたり、パッキンが劣化していたりが考えられるので、少々やっかいです。
一方でノズルからの水漏れは、汚れの詰まりが原因ということもあります。掃除をして汚れを落とすことで改善されるケースもあります。
このように、水漏れが発生している場合は、ジョイント部やパッキンに原因がある可能性が高いです。
ウォシュレットの耐用年数
ウォシュレットは寿命があり、だいたい7年〜10年と言われています。
もちろん、使用年数が長ければ長いほど、トラブルのリスクは高くなります。
ただ、同じ7年でも大家族だと使用頻度が高くなりますね。こうなると本体の消耗度は変わってくるので、通常より早く寿命を迎えることも十分に考えられます。
また、メーカーは約10年過ぎると、部品製造を終了してしまうので、メーカーによる修理が受けられません。10年以内でも、古いと修理費用が高くなってしまう場合もあるので交換してしまった方がいいパターンもあります。
このように、ウォシュレットの耐用年数は、だいたい7年〜10年ですが使用頻度によって変わります。
まとめ
ここまで、ウォシュレットの漏電や不具合について解説してきました。まとめると以下の通りです。
ウォシュレットなど、水を扱う家電製品は漏電のリスクは高くなる。
ウォシュレットの故障パターン
- 電源がつかない→プラグ・ブレーカーの確認
- リモコンが使えない→電池交換
- ノズルが出てこない→掃除
- お湯が出てこない→電源の入れ直し、設定の見直し
- 水漏れが発生している→止水栓を止め、業者に依頼
このようにウォシュレットは不具合が出ることがあるので、状況に応じて対応しましょう。
ここまで読んでくださり、ありがとうございました。
それでは。