「いい場面なのに、急に画面がモザイクみたいになって固まった!」 「音声が途切れて、何て言ったか聞こえない…」
テレビを見ている最中に、画面の一部や全体に四角いモザイクのようなノイズが入る現象。これを「ブロックノイズ」と言います。 昔のアナログ放送時代の「砂嵐(ザザーッという音)」とは違い、地デジ放送特有のデジタルな不具合です。
これが頻繁に起きると、せっかくのテレビタイムが台無しになり、大きなストレスになりますよね。
実はこのブロックノイズ、テレビ本体の故障とは限らず、ちょっとした確認作業で直ることも多いのです。
この記事では、電気設備のプロの視点から、ブロックノイズが発生する原因と、自分で解決できるかもしれない「6つのチェックポイント」を分かりやすく解説します。
ブロックノイズが発生する3つの原因
ロックノイズは、テレビに届く電波のデータが一部欠落することで起こります。その主な原因は、以下の3つです。
具体的には、以下の3つの原因が考えられます。
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電波不足(受信レベルの低下)
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ケーブルや機器の接続不良
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機器の故障・劣化
ここから、それぞれの原因について詳しく解説していきます。
電波不足

電波不足が最も多い原因の一つです。地デジ放送をきれいに映すためには、一定の強さの電波(信号レベル)が必要です。
電波は強すぎても弱すぎてもダメなのですが、多くの場合は「電波不足」が原因です。テレビに届く電波がギリギリの状態だと、天候やちょっとしたノイズの影響でデータが足りなくなり、ブロックノイズが発生してしまいます。
ケーブルや機器の接続不良
アンテナからテレビまでの「通り道」に問題があるケースです。
壁のテレビコンセントや、レコーダー、テレビの裏側などに接続されている「同軸ケーブル」が緩んでいたり、接触が悪かったりすると、電波がスムーズに流れず、ノイズの原因になります。
機器の故障、劣化

テレビ本体やレコーダー、あるいはケーブル自体が古くなり、故障しているケースです。
電子機器には寿命があります。一般的に10年以上使用していると、内部の部品が劣化し、電波を正しく処理できなくなることがあります。
自分でできる!ブロックノイズ解消のための6つのチェック
「ブロックノイズが出た!故障かな?」と焦る前に、まずはご自身で以下の6つの項目を順番にチェックしてみてください。意外と簡単なことで直る可能性があります。
具体的には、以下の手順で確認をおすすめします。
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他の部屋のテレビを確認する
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テレビで受信レベルを確認する
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B-CASカードを差し直す
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チャンネル設定をやり直す
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ケーブルの接続状況を確認する
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壁の端子からテレビへ直結してみる
ここから、それぞれのチェック方法を解説します。
他の部屋のテレビを確認する
まずは、問題が「家全体」なのか「そのテレビだけ」なのかを切り分けます。
もし、他の部屋のテレビも同じようにブロックノイズが出ているなら、屋根の上のアンテナやブースター(増幅器)など、大元の設備に問題がある可能性が高いです。
逆に、他の部屋は映るのに、そのテレビだけおかしい場合は、その部屋の配線やテレビ本体に原因がある可能性が高いです。
テレビで受信レベルを確認する
多くのテレビには、現在の電波の強さを数値で確認できる「アンテナレベル(受信強度)表示機能」が付いています。
リモコンの「メニュー」や「サブメニュー」ボタンから、「アンテナ設定」などの項目を探して確認してみましょう。

メーカーごとに基準値(推奨値)が決まっています。画面の表示に従って、推奨レベルに達しているか確認してください。ここが低い場合は、電波不足が原因です。
B-CASカードを差し直す

テレビやレコーダーに挿入されている「B-CASカード(赤や青のカード)」の接触不良が原因で、ノイズが出ることがあります。
一度カードを抜き、裏面の金色のICチップ部分を乾いた柔らかい布で優しく拭いてから、再度しっかりと奥まで差し込んでみてください。これだけで改善することもよくあります。
チャンネル設定をやり直す
引っ越し直後や、放送局の設備変更があった場合など、チャンネル設定(スキャン)が合っていないためにノイズが出ることがあります。
テレビの設定メニューから「初期スキャン」や「再スキャン」を行い、チャンネル情報を更新してみてください。
ケーブルの接続状況を確認する
テレビの裏側や壁の端子を見て、アンテナケーブル(同軸ケーブル)が緩んでいないか確認しましょう。
プラグは奥までしっかり差し込まれているか? ネジ式のプラグは緩んでいないか? 入力端子(地デジ/BS・CS)を間違えていないか? をチェックしてください。
掃除の際などにケーブルが引っ張られ、抜けかかっていることは意外と多いものです。
壁の端子からテレビへ直結してみる
もし、壁のアンテナ端子から「レコーダー」を経由してテレビに繋いでいる場合、レコーダーの不調が原因で電波が弱まっている可能性があります。
一度レコーダーを外し、壁のアンテナ端子とテレビをケーブルで「直接」繋いでみてください。これでノイズが消えれば、原因はレコーダー(またはその間のケーブル)にあると判断できます。
テレビ周りが原因でない場合の2つの可能性
上記の6つを試しても改善しない、あるいは家中のテレビがおかしい場合は、屋外の設備に問題がある可能性が高いです。
主に以下の2つの原因が考えられます。
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ブースター(増幅器)の故障
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アンテナの故障または角度のズレ
それぞれ解説します。
ブースター(増幅器)の故障

ブースターとは、アンテナが受信した電波を強くするための機械です。
これも電子機器ですので寿命があります。ブースターが故障すると、必要な電波の強さを確保できなくなり、家中のテレビでブロックノイズが発生します。交換には専門的な工事が必要です。
アンテナの故障または角度のズレ

屋根の上にあるアンテナ自体が錆びて壊れていたり、台風などの強風で向きが変わってしまったりしているケースです。
地デジアンテナは、電波塔の方向に正確に向いていないと十分な電波を受信できません。高所作業となり危険ですので、調整や交換は必ずプロに依頼してください。
まとめ
テレビのブロックノイズは、ちょっとした接触不良や設定で直ることもあれば、専門的な修理が必要なこともあります。今回のチェックポイントをまとめると以下の通りです。
- まずはB-CASカードの抜き差しや、ケーブルの緩みを確認する
- テレビの設定画面で「アンテナレベル」をチェックする
- レコーダーを外して直結してみる
これらを試しても改善しない場合や、「アンテナレベルがどうしても上がらない」という場合は、アンテナやブースターの不具合の可能性が高いです。
ご自身での原因特定が難しい場合や、高所のアンテナ点検が必要な場合は、無理をせず木村メンテナンスにご相談ください。専用の測定器を使って原因を突き止め、快適なテレビ環境を取り戻します。
本日も最後まで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。


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