BS/CSのアンテナケーブルとはなんなのか?ということでこの記事に辿り着いたかと思います。
結論から言うと、BS/CS用のアンテナケーブルなどはなく、地デジ(UHF)・ケーブルテレビ(j-comなど)が使用するものも全て一緒のケーブルです。
ただし、このアンテナケーブルはいくつかの種類があります。
そのため、この記事ではBS/CSのアンテナケーブルについて、解説していますので最後までご覧ください。
BS/CSのアンテナケーブルとは?
BS/CSのアンテナケーブルは、同軸ケーブルと呼ばれます。
これは、BS/CS用のケーブルではなく、アンテナケーブルは同軸ケーブルということになります。ちなみに、ケーブルテレビ(j-comなど)も同じケーブルを使用してます。
同軸ケーブルとは、テレビに挿すケーブルで以下のものです。
このように、BS/CSのアンテナケーブルは、特別なケーブルではなくテレビで使用するものは同軸ケーブルです。
BS/CSのアンテナケーブルは何が良い?
アンテナケーブル(同軸ケーブル)はいろんな種類があり、太さ・長さ・プラグの形状があります。
では、一体何が良いのでしょうか?
まずは一番大事な「太さ」について以下の条件があります。
同軸ケーブルには「2C・3C・4C・5C」と呼ばれる太さがあり、左から右に行くにつれて太くなります。
そして、ケーブルは太いほど、テレビ信号が減衰しにくい性質があります。テレビ信号の減衰が激しいとテレビが映らなくなります。
このため、5Cの太いケーブルがいいですが、太いがために取り回ししずらい傾向があり、基本的に外回り、各部屋までの配線で使われることが多いです。
2C・3C・4Cの細いケーブルは取り回しがしやすく、短いケーブルであれば、そこまで減衰はしないので、壁からテレビまでの配線で使うのは全然ありです。以下の表が同軸ケーブルの性質です。
また、プラグの形状もあります。L型のプラグかストレートのプラグがあります。以下のような感じです。
これは、テレビ周りの配線を考えて選びましょう。
また、プラグは「ねじ込み式」か「差し込み式」があります。ねじ込み式はねじが切ってあり、抜けにくい特徴があります。差し込み式は、簡単に差し込みができ、どのテレビ端子にもあいます。以下のような違いがあります。
これに関しては、差し込み式を買っておけば「差し込めないー」ってことはないです。
また、4K/8Kに対応しているケーブルでないと高画質で見れないのでその辺も注意して選びましょう。新しく買う場合は基本は対応してると思いますが、、
このように、アンテナケーブル(同軸ケーブル)はいろんな種類があり、太さ・長さ・プラグの形状に注意が必要です。
BS/CSを見るには分波器が必要
BS/CSを見るためには、テレビに接続する前に地デジとBS/CSの信号を分けてあげる必要があり、そこで分波器というものが必要になります。以下のものがそうです。
基本的に、壁のテレビ端子が一つの場合は、地デジとBS/CSの信号が一本の同軸ケーブルで混合して来てます。以下のような場合がそうです。
上記の場合は、分波器を使って地デジとBS/CSをしっかり切り分けてあげましょう。
たまに、二つテレビ端子がある場合がありますが、それに関しては、地デジとBS/CSが別々に来ている可能性が高いです。そのような状況なら分波器は必要ないです。
このように、テレビに接続する前に分波器を使って、地デジとBS/CSの信号を分けてテレビを視聴しましょう。ちなみに、分波器に似ている「分配器」がありますが、こちらを使っても大丈夫です。以下のリンクでそれぞれの使い方を紹介してます。
まとめ
ここまでBS/CSのアンテナケーブルについて、解説してきました。まとめると以下の通りです。
- BS/CSのアンテナケーブルとは、同軸ケーブル
- 同軸ケーブルは太くて短いほど減衰量が少ない
- 分波器を使用して、BS/CS・地デジを切り分けよう
ここまで読んでいただき、ありがとうございました。
それでは。